待つという選択肢も・・・・・

　試合を見て個人課題とチーム課題を見直す。そして、取り組むべき練習メニューを考えたり、選手へ伝えるポイントをまとめる。このような作業をかれこれ２６年ほど繰り返している。

　しかし、現状は初体験である。これほど、同じ場所で足踏みをした経験は過去に無い。今日も、頭がパンクするほど考えたが、どのように言葉を掛ければ伝わるのか全く見えてこない。

　第２０期生は、今が３年間で何度か訪れる急成長期の第一期なので、指導をしていても楽しくて仕方ないが、第１８期生に関してはすでに疲労困憊である（頭も体も心もダウンしている）。

　理由は、ハッキリと分かっている。あとは、行動するだけの段階なのでもどかしい。引退までの時間を考えれば焦らずにはいられないが、待つという選択肢もあるのだろうか。困った。

予想と期待を超えて成長している

　新たな試み。感触としては・・・・・予想していた以上に効果なし。しかし、何かしらの手を打たないと変わらないので、これからもどんどん手を打ちたい。きっと、そのうち伝わるだろう。

　予想以上と言えば、第２０期生は私の予想と期待を大きく超えて成長している。まだキツイと感じる時期と思うのだが、感心するほど前向きな姿勢で何事にも取り組んでくれる。

　あとは、第１８期生さえ変わってくれれば毎日が楽しくなる。そして、そうなれば一気に全てがプラスに変わる。そう信じれば頑張れるので、諦めずに明日からも全力で変化を求めよう。

“今日の自分を明日は超える”

　第１８期生にとって、６月は最も重要な１ヶ月になる。取り組みは実に単純で、練習の成果を試合で確認する。それを、ひたすら繰り返すだけ。ポイントは、｛反省｝・｛行動｝・｛改善｝。

　サッカーノートも、かなり重要なアイテムになるだろう。“今日の自分を明日は超える”為に、どれだけ真剣に取り組めるか。もうラストチャンスだろう。第１８期生の本気を見せてほしい。

上手く行っているか否か

　梅雨入りしたとは思えないほど晴天が続いている。そして、当然のように気温も上昇しているので、現在の課題である｛体力強化｝が上手く行っているか否かを確認するにはちょうどいい。

　しかし、最高気温［３０℃］はさすがに厳しいので、まずは体調管理を万全にして試合に臨んでもらいたい。試合ラッシュの６月。全力で課題に取り組みつつ、幸先よく白星発進しよう。

進化を望むなら・・・・・

　今月は、新たな試みで変化を求めようと考えている。正直なところ、上手くハマるか否か想像も付かないが、今までのやり方で成果が出ない以上、何かしらの手を打たなければならない。

　しかし、どんなに私がジタバタしたところで、結局は第１８期生の気持ち次第。現状維持なら結果も同じ。進化を望むなら変化が必要。願わくば、貪欲にレベルアップを求めてほしい。