苦肉の策が・・・・・

　苦肉の策が、一体どれだけ通用するだろうか。公式戦の難しさは知っている。現在のアドバンテージだけでは、心もとないチーム状況であることも十分に理解している。

　だからこそ、初戦以上に気持ちで戦ってほしい。このチーム状態で勝利することができれば、大きな自信を手に入れることができる。一丸となって戦い、絶対に勝ってほしい。

諦めずに狙ってみよう

　チームで最も足が速く、ＣＢ、ＳＢ、ＳＨをこなすユーティリティプレーヤーが骨折で戦線離脱したのが数ヶ月前。『クラブＴ』はおろか、現在の『新人戦』にも間に合わなかった。

　スピードがある選手は、その才能だけで相手に脅威を与えるので、このリタイアはチームにとって大きな痛手となったが、どうにか『新人戦』で戦えるレベルを維持してきた。

　しかし、開幕前日にエリートの女子選手が骨折。女子ながら、高い技術とリーダーシップで中心選手としてチームを牽引してきただけに、仲間が受けたダメージは計り知れない。

　それでも、チーム一丸となって戦い、断トツの１位通過候補に大金星。「これは、もしかすると決勝トーナメントに進出できるかも・・・・・」と、選手全員が淡い夢を見始めた。

　夢を現実にすべく、良い準備をしようと練習に取り組んだ昨日、チームで最も背が高く、ファルベンの頭脳として活躍するＣＢが骨折。これはもう、お祓いが必要なレベルである。

　３名とも、チームに欠かせない主力選手。しかも、次戦は、左ＳＢも学校行事で不在。少人数クラブのファルベンが、公式戦をスタメン４枚落ちで勝てる確率は、極めて低い。

　せっかくの大金星が、無駄になりそうな気配しかないが、本日もＯＢがサポートしてくれたおかげで素晴らしい練習できたので、諦めずに狙ってみよう。でも、お祓いはしたい。

その時々で最善手を・・・・・

　公式戦期間中の平日練習は、疲れを残さず、怪我人を出さず、その上で改善点を修正しなければならないのでメニューが難しい（精神的な緊張感を保ちつつ体は休める感じ）。

　特に、現在のチームは怪我人リスト入り選手が多いので、例年以上に気を遣う（今日も新たなリスト入り選手が出たし）。しかし、その時々で最善手を打つしかない。頑張ろう。

あれこれ手を付けるのではなく・・・・・

　大興奮の『新人戦』初日から一夜明け、冷静に試合を振り返り分析。試験休み明けという準備不足から、「とにかく気持ちで戦おう」と促してみたが、しっかり応えてくれた。

　しかし、チーム戦術の共有度が低く、狙ったプレーを徹底できない場面が多かったし、単純に個の技量不足でボールをロストする場面もあったので、改善点はかなり多い。

　取り組むべき課題は山積しているが、６日後には２戦目、９日後には最終戦があるので、あれこれ手を付けるのではなく、地道に基礎レベルを高めたい。きっと、それが最善だろう。

引き締め直して準備したい

　『第３６回 福岡県クラブユース（Ｕー１４）サッカー大会』予選Ｌ初日。４チームによるグループリーグ。決勝Ｔに進出できるのは１チームのみ（つまり、１つ負ければほぼ詰み）。

　ただでさえ厳しい条件なのに、主力選手が怪我で次々リタイア。更に、大事な初戦前に試験休みが入るなど、チーム状態は決して良くなかったが、いきなりの大金星スタート。

　ファルベンは、クラブの中でも断トツに金星が多いチームではあるが、今回は悪条件が多かったので、手前味噌だが「大したものだな～」とただただ感心した（よく頑張った）。

　しかし、まだ何も決まっていない。ただ１つ勝っただけ。２戦目も、初戦同様負ける可能性の方が高いので、引き締め直して準備したい。狙うは、２戦連続の金星。欲張っていこう。