正しい道は１本

　毎年の事であるが、３年生は引退日が近付くにつれ自然とチームがまとまってくる。約２年半という短い期間ながら、共に同じ目標へ向かって歩んできたのだからそれが当然なのだろう。

　また、こちらも毎年の事であるが、この時期になると私は日を追うごとにセンチメンタルな気持ちになる。それこそ、共に歩んできた選手達が別の道へ進むのは本当に寂しくて切ない。

　しかし、感傷に浸ってばかりもいられない。終わり方が拙ければ、今までの事が全て台無しかのような気持ちになってしまうので、絶対に第１４期生を満足のいく形で引退させたい。

　その為には、限られた時間を如何に過ごすかが重要である。今は追い込むのも弛めるのも危険な難しい時期だが、実は複雑なようで正しい道は１本しかない。必ずその道を進みたい。

公式戦もＴＲＭも充実

　『第２９回福岡県クラブＪｒユースサッカートーナメント大会』予選Ｌ２日目。朝から小雨がぱらつく時間帯はあったが、天気予報通りの猛暑日となり選手達にとっては厳しい１日であった。

　ちなみに、今日は公式戦とＴＲＭを並行して行う珍しいタイムテーブルであったが、参加チームがしっかり協力して運営したので、それぞれとても充実した試合が出来た（この形もアリ）。

　公式戦は、ファルベンがＦＣリベルタさんと福翔トナカイＦＣさんに胸を借りる２カードのみであったが、どちらも各チームが自分達の“色”を出す見応えのある試合だったので面白かった。

　また、ＴＲＭは、先に挙げた３つのクラブに春日東中学校さんを加えた４チームで回したが、こちらも『新人戦』＆『Ｕ－１３』へ向けてかなり有意義なものとなったので本当に良かった。

　それもこれも、私の我が儘を全て聞き入れて下さった春日東中学校サッカー部顧問様のおかげである（しかも昨年に続き２年連続）。心から感謝しつつ、図々しくまた勉強しに行きたい。

　今のところ、『クラブトーナメント』はイメージ通りに進んでいるが、課題が残る試合が多いので、予選Ｌの最終日となる２週間後までにはしっかり修正したい。また明日から頑張ろう。

大事なのは終わり方

第１４期生の引退は８月

あくまでの大会日程の都合であるが

歴代でもトップ３に入る早さで中学サッカーを終える

しかし・・・・・

引退時期と充実度は無関係

何故なら・・・・・

最も早く引退した第４期生は素晴らしく充実していたから

大事なのは終わり方

悔いを残さないのは当然であるが

自分達が納得のいく内容と結果で締め括ってほしい

その為にも今日は次に繋がる２つの白星を掴み取ろう

達成した喜びを味わえるように・・・・・

　１・２年生が提出した、｛夏休みのスケジュール＆個人課題及び取り組み｝のレポートに目を通すと、それぞれ自分自身が現在取り組まなければならない課題は理解しているようである。

　しかし、大切なのはスケジュールを組む事や課題を書き出す事ではなく、それらを確実に実行して成果を得る事なので、是非とも達成した喜びを味わえるように頑張ってもらいたい。

　話は変わり、明日は『クラブトーナメント』予選Ｌの２日目となるが、既に２つのグループが決勝Ｔ進出チームを確定させているので、つい「１位の場合は・・・・・」などと先読みしてしまう。

　何にせよ、「わざと負けて２位狙い」などという事は絶対にしないので意味はないのだが、トーナメントの位置は多少なりとも気になる（進出チームが確定するたびに少しドキドキする）。

　ちなみに、明日は第２＆３戦の２試合に臨むが、予定では２０名の３年生全員が出場するので、それぞれ最高のパフォーマンスを発揮して２つの白星をチームに齎してほしい。

選手起用や戦術を間違えると・・・・・

　明後日は、３年生の引退大会となる『クラブトーナメント』予選Ｌの第２＆３戦に臨むが、猛暑日の中での２試合目（つまり第３戦）は、相手チームは１試合目というハンデ戦なので難しい。

　選手起用（スタメン＆交代のタイミング）や戦術（早い展開で一気にか遅い展開でじっくりか）などを間違えると、かなり選手へ負担が掛かるので本当に迷ってしまう（どうしたものか）。

　とりあえず、大まかな方向性は既に選手と話しているので、明日の練習時にもう一度確認して細かい部分を決定したい。それにしても明後日は［３６℃］か～。そっちの方が心配だな～。