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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 火曜日の練習終了後、昨年度までU-12に籍を置いていた選手数名が練習場に顔を出した。話によると、中学年代での進路が決定したので報告に来たという事であった。

 とても律儀で真面目な選手達である。辞めていく選手が、「他のクラブに行きます」と報告に来たのは、Jrユース11年の歴史の中で今回が初めてである。

 何と言葉をかけてよいか正直困った。私は、火曜日と木曜日に小学生も指導するが、基本的には中学生をメインに指導している。

 ファルベンをU-12の段階で辞めて他クラブを選ぶと言う事は、私やファルベンU-15よりも他クラブのほうが自分を高めるのに正しい選択と判断したのだ。

 それ自体は何も問題ない。私は、ファルベンというクラブとファルベンイレブン、そして自分の指導に自信を持っている。しかし、それが万人に認められるものとは当然思っていない。

 今日、挨拶にきてくれた選手達にとっては、ファルベンよりも他クラブのほうが良かったというだけの事である。誰から非難される事もないし、自分の信じた道を真っ直ぐ進んでくれたら良い。私も自分の信じた道を真っ直ぐ進む。

 あまりに予想外の出来事だったので、自分でも何を言ったのか覚えていない。ただ、頭に血が上っていた事と顔が引きつっていた事だけは覚えている。

 「自分の信じた道を進みなさい」と言ったと思う。そして、「気を遣って挨拶にこなくていいよ」とも言った。私なりに精一杯の言葉だった。誰の目を見る事も出来なかった。

 おそらく、彼らと交わす最後の言葉だったのに、もう少し気の利いた事が言えなかったものかと帰宅途中の車の中で激しく反省した。

 様々な感情が私の中を渦巻いていたので、かなり微妙な態度と言葉だったはずである。もしかしたら、彼らを傷つけてしまったかもしれない。

 ファルベンとファルベンイレブンを愛するがあまり、辞めていく選手に対してどうしても素直に気持ちを表せない自分がいる。彼らに対して特に歪んだ感情はない。自分が選んだ道で頑張ってほしい思っているし、その道が素晴らしい道であるようにと心から願っている。

 単純に、私にはファルベンイレブン以外の選手を気にする余裕がないだけである。彼らがファルベンイレブンだった時(特に木曜日の練習)には、本当に楽しかったし素敵な思い出がたくさんある。

 今後は、お互い信じた道で頑張ればそれで良い。私は、これからもずっとファルベンを守り、ファルベンイレブンを守り続ける。
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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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