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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 どうやら、上げるギアを持っていたのはオランダ代表だったようである。日本代表のサッカーは、攻守共にMF陣の運動量に頼る部分が多いので、どうしても後半はスピード感がなくなりパス精度も落ちてしまう。

 そうなると、相手の支配率が当然高くなり、“走らされる”場面が増えて体力的にも精神的にも厳しい展開になる。そして、マークが外れて、寄せが遅れて、失点を重ねる事になる。

 【先行逃げ切り】の展開にならない限り、格上の相手では追いつき追い越す事は難しいだろう。後半は、目に見えて足が止まった日本代表。課題がはっきりしているので、本番までに修正する事は難しくないだろう。

 『先手必勝』は、勝負事の基本である。前半から全開で行く事は決して悪くは無いと思う。大事なのは“ペース配分”。後半途中で燃料切れでは話にならない。

 基本のサッカースタイルは、“日本人向き”で間違っていないと思うので、相手のレベルに応じてフォーメーションや戦術を柔軟に変えていければ、本番でも上を目指せるのではないだろうか。

 それにしても、FIFAランキング3位の肩書きは伊達ではなかった。後半にギアを上げれる底力と、ここ一番の決定力には脱帽である。

 日本代表に最も足りない部分であり、世界で上を目指すために最も必要なものを持っていた。日本代表サポーターの1人としては残念な結果であったが、サッカーファンの1人としては満足のいく面白い試合であった。


 

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 対戦が決定した日から楽しみにしていた【日本 × オランダ】の国際強化試合。前半終了間際こそ引かされてしまったが、ある程度イメージ通りだったのではないだろうか。

 スリッピーなピッチにもかかわらず、ショートパスを主体とした“いつも通り”のサッカーが出来ているし、シュートシーンも良い形で作れている。

 守備でも、インターセプトで奪う・囲んで奪う・オフサイドで奪う・・・・・など、オランダ代表の中盤や前線にチャンスに繋がるパスを入れさせていなかった。

 オランダ代表としては、予想外の大苦戦と言ったところだろう。激しいとか厳しいと言うよりも、悪質と言ってよいファールが多いのは苛立っている証だと思う。

 日本代表の課題は、後半の戦い方である。もう1つ上げるギアを持っていれば言う事はないが、最低でも前半のペースを保てなければW杯に自信を持って臨む事は出来ないだろう。

 間もなく後半戦が開始される。間違いなく得点は生まれるし、攻守も目まぐるしく変わる激しい展開になる。観戦しているサッカー少年達の胸が高鳴る展開と結果を期待したい。
 絶好調の3年生と絶不調の新人戦メンバー。違いの差は1つだけ・・・・・、サッカーを純粋に楽しんで“いるか”・“いないか”。新人戦メンバーは、今まさに正念場を迎えている。

 キャプテンや守護神など、精神的支えとなる選手達の長期離脱や求められるレベルが高くなっている事で、【不安】な気持ちが大きくなっているようである。

 もちろん、3年生や歴代の先輩達にもそのような時期はあった。上手く行かない時期・勝てない時期・苦しい時期・・・・・、乗り越えれば得るものは大きいが、乗り越えるには断固たる覚悟や決意がいる。

 「断固たる・・・・・」という表現だと堅苦しく感じてしまうが、単純に『自分のやりたい事を貫く意思』を強く持って取り組めば良いだけである。

 不安や迷いが生じると、決断が鈍り全てが中途半端になってしまう。結果的に、「何がやりたいの?」という状態に陥り、意思の無い漫然としたプレーを連発してしまう。

 ファルベンイレブンの魅力は、「“楽しみながら”自分の“やりたい事”を“自由”にやる」という所である。迷う必要もないし、ましてや不安な気持ちで取り組むなどもってのほかである。

 まだ、中学生である。[失敗するのは当たり前]・[上手く行かないのは当たり前]・[負けるのは当たり前]という気楽な気持ちで取り組んでもらいたい。

 基本的に私が求めるのは、『楽しく全力で』という事だけである。ファルベンは、【個の色】を伸ばす事を最大の目的としたクラブである。

 やりたい事や目指している所はそれぞれ違う。「シュートを決めたい」・「ドリブルで抜きたい」・「スルーパスを出したい」・・・・・、それぞれが“やりたい事”を全力でやれば良い。

 失敗したら、「次こそは・・・・・」という強い意志を持って練習に打ち込めば良い。成功に至るまでの【過程(=練習の積み重ね)】こそが、スポーツ最大の魅力である。

 そして、その積み重ねを“前向きな姿勢で”・“笑顔で”・“楽しんで”・・・・・出来る事こそがファルベンイレブン最大の魅力である。

 新人戦メンバーは、素直で真面目な選手ばかりである。絶対に最高のチームになる事を私は知っている。難しく考えず、肩の力を抜いて純粋にサッカーを楽しむ事からやり直してもらいたい。
 楽しい練習を終えた後、3年生がダウンをしながら談笑していたので、何となく輪の中に入ってみたところ、話題の中心は、やはり『受験』関係であった。

 志望校・高校体験・内申書・塾のクラス・サッカー部・・・・・など、様々な話題で盛り上がっていた。余裕があるのか、楽観的なのかは分からないが、まだ受験のプレッシャーは感じていないようである。

 歴代の先輩方同様、“文武両道”を成立させてきた第9期生。言葉で表すほど簡単な事ではないが、本当に頑張っていると思う。

 両立させる事、またそれを続ける事は大変であるが、中学サッカーも残り僅かなので、最後までしっかり貫いてもらいたい。
 来週末に行われる『新人戦』福岡支部予選に向けて、6年生の先輩達に胸を借り【8対8】の紅白戦に全力で取り組んだ木曜新人戦メンバー。

 [12分×4本]の紅白戦であったが、4本とも異なるメンバーとポジションを試してみた。1・2本目は、動きも硬く連携も取れていなかったが、3・4本目は6年生を圧倒するほどの素晴らしいパフォーマンスを見せていた。

 DF候補の選手達には、展開を変えたり、リズムを落ち着かせる為のバックパスを積極的に受ける事と、もう少し盛り上げる声を出すようにアドバイスしてみた。

 また、OF候補の選手達には、前に進む意識が高い事は素晴らしいが、状況によっては後ろに下がる事も必要である事を伝えた。

 1・2本目よりも、3・4本目のパフォーマンスが高かった事で分かるように、新人戦メンバーも素直で賢い選手が多いようである。

 素直な選手は吸収が早い。教えれば教えるだけ成長してくれる。U-15&U-12に共通した、ファルベンの良き伝統の1つであろう。

 来週には、更に良い状態になっている事は間違いないので、6年生もベストメンバーを組んで真剣勝負で戦わせてみようと思う。

 低学年も、相変わらず“元気一杯汗ビッショリ”でフットサルを楽しんでいた。今週末には、低学年の試合も組まれているようなので、こちらもしっかり楽しんできてもらいたい。
 


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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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