・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
さすがに疲れてきたので、これを本日最後のブログにしたい。宮崎会場は遠かったが、ピッチが素晴らしかった事と試合場とは別にアップ専用のピッチが2面(天然芝)あった事はありがたかった。 2日目は、試合日程の都合上、アップ場が1面でよかったので、もう1面でサテライト戦を行ってよいという事になった。ファルベンは、1・2年生を含め常に全選手で動くのでとてもありがたい話である。 アビスパ福岡さんとの最終戦が開始された直後に、前日勉強させていただいたブレイズ熊本さんのコーチが話しかけてきた。 コーチ 「試合中に申し訳ありません。」 私 「構いませんよ。何でしょうか?」 コーチ 「この試合が終わったら、サテライト戦をやりませんか?」 私 「いいですね。1・2年生も喜ぶと思います。」 突然の話であったが、試合に出場出来ない選手のほうが多かったし、1・2年生の保護者様もたくさん応援に来ていただいたので喜んで即答した。 試合終了後、程なくしてブレイズ熊本さんのコーチが近づいてくる。よく見ると、試合会場は全てブレイズ熊本さんが作ってくれていた。 コーチ 「何分(試合時間)でいきましょうか?」 私 「何分でもいいですよ」 雰囲気的には、たくさんやりたい感じが伝わってきたので、[25分×3本]か九州大会予選と同じ[30分×2本]くらいかと予想したのだが・・・・・。 コーチ 「じゃあ、40分でお願いします」 私 「いいですよ」 心の中では、「えっ!?たった40分。天然芝だし1・2年生も楽しみにしてるのに~」と思ったが、「何分でもいいですよ」と答えてしまった手前何も言えなかった。しかし、次の瞬間もう1人いたブレイズ熊本さんのコーチに向かって衝撃の1言・・・・・ コーチ 「ファルベンさん“40分ハーフ”でOKだそうです。」 私 「・・・・・」 コーチ 「じゃあ、よろしくお願いします」 私 「よろしくお願いします」 「・・・・・」の時は、心の中で「え~!!40分ハーフ?と言う事は80分ゲームですか~」と叫んでいた。トップチームが60分でやっているのに・・・・・。決勝トーナメントでも70分ゲームなのに・・・・・。 当然、今更「それはちょっと・・・・・」とは言えず、ファルベン初の80分ゲームに臨んだ。しかも、こちらはメンバーの半分が1・2年生である。試合終了後に選手達がどのような状態であったかは言うまでもない。 それにしても、ブレイズ熊本さんはサテライトチームも上手く強かった。「こちらから誘ったので・・・・・」と、準備・片付け・レフリーまで全てブレイズ熊本さんがやってくれた。 コーチ陣の感じもかなり良く(昔から伝統的にであるが・・・・・)、夏休みの強化合宿にまで誘っていただいた。以前は、毎年春合宿でお世話になっていたのだが、チームスケジュールの関係で最近はご無沙汰している。 この九州大会を縁に、今後も良い関係を持っていただければありがたいと心から思った。朝から長々と九州大会について書いたが、最後はやはりこの言葉で終わりたい。「九州大会に出場して本当に良かった」。 PR
先週の金曜日から今日までブログを書きまくっているが、まだまだ書き足りないほど充実した九州大会であった。明日以降は、引退大会や新人戦に向けての内容ばかりになると思うので、今日中にたくさん書いておきたい。
今回は、チームとしては通用しなかった部分が多かったが、個人としては十分通用していた選手達がいたという内容で書いてみたい。 今大会で、能力の高さを感じた選手が3人いた。まず1人目は、1年生時からレギュラーとしてDF陣の指揮を取っているスイーパーの選手。体も心もリーダーシップも強く、私が最も信頼している選手である。 もちろん基礎技術もしっかりしており、特にキックの技術はとても素晴らしい。しかし、この選手の最大の魅力はサッカーに対する溢れんばかりの情熱である。どのような試合展開でも、後ろからチームメイトを鼓舞してくれる。 今大会は、かなりの失点を重ねてしまったが、ファルベン史上最高のDF陣を束ねる男の実力は、間違いなく九州大会レベルに達している事が確認できた。 続いて2人目は、以前に【散髪】の話で登場した第9期生が誇る天才ドリブラーである。ご両親の愛情で坊主頭になったお茶目な選手であるが、九州大会でもその才能は光り輝いていた。 1・2戦目も、スピードに乗ったドリブルで相手の守備組織を何度も崩してチャンスを作っていたが、圧巻は最終のアビスパ戦であった。 チームとしては、全くと言っていいほど何も通用しなかったが、このスーパードリブラーだけがスーパーなテクニックで王者に対して果敢に挑んでいた。 その“魅せる”ドリブルは、アビスパ福岡さんのスーパーな選手達にも十分通用していた。サッカーはチームスポーツであるが、“個”で組織を崩壊させるテクニックを持つ選手は実に魅力的である。 最後は、スピードキングのFWである。6年生からサッカーを始めたので、基礎技術はチーム内で最も低いと言っていいだろう。 しかし、スピードはサッカー経験と関係なく通用するものである。相手選手を置き去りにする圧倒的なスピードは感動すら覚える。舞台が芝のピッチだっただけに、その速さは余計に際立った。 その他にも、スイーパーの選手と共に1年生時からファルベンのゴールを守り続けている守護神や、いつも相手エースストライカーを封じ込めるという大役を果たしているストッパーなど九州大会レベルの選手はたくさんいた。 そして、全選手がまだまだ未完成なので、ファルベンイレブンは今後さらに大きく成長する事だろう。ハーフタイムや試合後に、「楽しかった」と充実した笑顔が見えた選手が多かったので、彼らもきっと「自分はこのレベルでも通用する」という実感があったに違いない。 選手を大きく成長させる大舞台に立てた事は、本当に大きな財産となった。チームとして結果は残せなかったが、決して自信を失う内容ではなかったし、むしろ自信をつけた選手が多くいたので良かったと思う。また1つ、九州大会進出の価値を見出せた。
九州大会決勝トーナメントには、福岡県勢が6チーム進出した。ファルベンは完敗での予選敗退であったが、同じく予選敗退となったフラッププライドさんは、2引き分けと1点差負けという惜しい成績で本当に残念であった。
福岡支部の3チームは、アビスパ福岡さんの圧勝での3勝を筆頭に、TINOFAさんとルーヴェン福岡さんも土付かずで貫禄の予選通過となった。 また、北九州支部の3チームもそれぞれ1敗はしたものの、小倉南FCさんとFCNEOさんは、しっかり勝点6を取っているし、DEMAINSOLEILさん共々2位通過でさすがの予選通過を決めている。 小倉南FCさん以外の5チームとは、公式戦やTRMなどで対戦して勉強させていただいたが、全チーム全国大会を狙える力が十分すぎるほどある(もちろん小倉南FCさんも間違いなくある)。 全国大会出場枠は【4】なので、全チームが勝ちあがる事は不可能であるが、組み合わせを見る限りベスト4を福岡県勢で占める事は可能である。 九州大会のレベルは直に味わってきたが、福岡県のレベルは絶対にトップクラスである。福岡県の代表として、6チームには自クラブの色をしっかりだして戦ってきてもらいたい。
私は今、涙をこぼしながらブログを書いている。ブログにコメントが入ると携帯電話にメールが届くのだが、たった今『第8期生ファミリー一同』様から[九州大会お疲れ様でした]というタイトルでコメントが入った。
内容は、第9・10・11期生(現中学生3・2・1年生)のファルベンイレブンと保護者の皆様方へ向けて、「九州大会お疲れ様でした」という労いの言葉と、「いつも応援していますよ」という優しくありがたい言葉。 そして、卒業生の活躍とそれが私のおかげという本当に勿体無い感謝のお言葉。コメントに目を通した瞬間に涙が溢れてきた。 OB選手達の活躍も、また現役選手達の活躍も、ファルベンというクラブに集った素敵なファミリーで築き上げた全てが反映されたものである。 ファミリーとは、選手・保護者・スタッフの事であるが、スタッフの力などたかが知れている。ファルベンの伝統は、選手達の絆と保護者の皆様の愛情で作られているのだ。 九州大会期間中も第2期生のOB選手からコメントが届いた。素敵なOB選手達や保護者の皆様がいつも見守っているのだから、ファルベンは魅力のあるクラブになるはずである。 本当に感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。今後も素敵な“繋がり”を大切にして、明日からも1つずつ積み上げて行きたい。
4月半ばから約3ヶ月間、長かったような短かったような・・・・・。支部大会・県大会・九州大会、それぞれに様々なドラマがあり、とても有意義な大会であった。
このような密度の濃い素晴らしい時間を過ごす事が出来たのは、全てファルベンイレブンのおかげである。大会を終えた今、選手達には改めて感謝したい。 そして、忘れてはならないのが、保護者の皆様による愛情たっぷりのサポートである。公式戦・TRM問わず、3年生の大会・1、2年生の大会・我が子が出場するしない問わず、常に全力で応援して下さる姿にいつも感動する。 今大会も、支部大会から九州大会に至るまで様々な形で協力していただいた。特に九州大会は、試合会場が宮崎であったにも拘らず、たくさんの保護者の皆様が応援に駆けつけてくれた。 各クラブのサポーターの皆様が、熱い大声援を選手達に送っていたが、やはりファルベンサポーターがNO.1だと感じた。保護者会のレベルは、十分全国大会レベルではないだろうか。 私は、言葉ではとても表現できないほどの感謝の気持ちを常に持っているが、残念ながら形としての恩返しがなかなか出来ないのでとても申し訳ないと思っている。 しかし、私は何も出来ないが、ファルベンイレブンは“成長の証”・“かけがえの無い友情”・“勝利の喜び”等、目に見えない部分も含め実に様々な形で恩返しをしてくれている。 保護者の皆様にとって自慢の子供であり、選手達にとっては自慢の親である。また、同様に私にとっても自慢の保護者会であり選手達である。 九州大会レベルの選手達と全国大会レベルの保護者の皆様に支えられ、共にチームを作れる私は幸せ者である。 ☆保護者の皆様へ 暑い中、遠い宮崎の地で選手達へ熱い大声援を送っていただきありがとうございました。そして、お疲れ様でした。結果はご存知の通りですが、選手達は一生懸命戦いました。 選手達には、「九州大会の結果で下を向くのではなく、九州大会へ出場できた事に胸を張れ」と伝えています。 保護者の皆様も、自慢の子供達だと胸を張っていただきたいと思います。今後も温かく選手達を見守ってあげて下さい。よろしくお願い致します。 |
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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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