『新人戦』を占う意味でも・・・・・

　３連休は、予定していた公式戦とＴＲＭが無くなってしまったので、恒例の｛体力測定｝を行うが、前回から一体どれほど成長しているだろうか。『新人戦』を占う意味でも楽しみである。

後輩から目標にされる選手に・・・・・

　今年に限ったことではないが、新チームになると極端に弱くなった気がする。当然と言えば当然だが、スピード＆パワーが圧倒的にダウンするし、ゲームメイクも驚くほど稚拙である。

　しかし、今年の新チームは、「気がする」のではなく、実際にかなり弱い。また、怪我も異常に多い学年なので、まだ始まったばかりだが既に不安しかない（とにかく全体的に弱弱しい）。

　対照的に、早くも練習に参加している来年度入会の新メンバーはとても魅力がある。献身的なプレーが目立つので、おそらく真面目な選手が多いのだろう（練習に臨む姿勢が良い）。

　願わくば、第２１＆２２期生には、後輩から目標にされる選手になってほしい。まずは、自分の色をしっかり出すことを意識しよう。早く気付いて行動しなければ、後輩に抜かれてしまう。

『新人戦』ではなく『選手権』に照準

　今日から、第２１期生を主役とする新チームがスタートしたが、まだ公式戦で戦えるレベルには程遠いので、３週間後の『新人戦』ではなく半年後の『選手権』に照準を合わせようと思う。

　無論、その為には『新人戦』で現在地を正確に把握する必要があるので、ファルベンイレブンには現時点での最高と呼べるパフォーマンスを発揮してもらわなければならない。

　新チームは、［１８名］とファルベンらしい少人数。今日も、試験休みと怪我人リスト入り選手が数名いた為、練習参加は［１２名］。それに、特待組みの第２０期生を合わせて［１８名］。
　
　今後は、第２０期生の力を借りて［２５名］前後での活動になるが、成長幅を第１の目的としているファルベンとしては、最も理想的な人数である。半年間で、伸ばせるだけ伸ばしてみよう。

そればかり考える

　第２０期生の引退から一夜明け、少しは気持ちが落ち着くかと思ったが、やはり何とも言えない感情が湧き上がる。「どうにか勝たせてあげる事はできなかったか」。そればかり考える。

　３週間後には『新人戦』が開幕するので、切り替えなければならないことは分かっているが、なかなか簡単ではない。今夜まで、第２０期生の事を考えよう。そして、明日から前に進もう。

一瞬も休む暇が無いほどやりきってくれた

　『第３５回福岡県クラブジュニアユースサッカートーナメント大会』Ｒ８。昨日に続き、１１月半ばとは思えないほど日差しが強く、顔が焼けるように熱くなった（肌寒いくらいが良かった）。

　そして、ファルベンイレブンの戦いぶりも日差し以上に熱く、試合開始から終了までの６０分間、一瞬も休む暇が無いほどやりきってくれた（その姿にはただただ素直に感動した）。

　これで、第２０期生はファルベンでのサッカーを引退して、次は高校サッカーへと舞台を移すが、「間違いなく全選手が活躍できる！」と確信している（それほど大きく成長してくれた）。

　コロナに加え、怪我人が多かった事で、今年度は消化不良の日々が続いたが、歩みを止めずここまで辿り着いた教え子を誇りに思う。第２０期生諸君、ありがとう。お疲れ様でした。