・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
家に帰ると1通の手紙。中には、高円宮杯福岡支部予選抽選会の案内が入っていた。クラブチームは、通常この高円宮杯に照準を合わせてチームを作ってくるのだが、ファルベンは基本的に選手権大会に向けてチームを作っている。 なぜかというと、簡単な理由なのだが、夏のスケジュールがあまりにも過酷だからである。夏には、トーナメント大会や1年生大会等の公式戦以外に、参加したいカップ戦や夏合宿もあり選手の体調管理が難しい。加えて、主となる3年生にとっての夏休みとは、受験に向けて最も貴重な時間である。 そこで、毎年選手権大会終わりで3年生に問う。「今年の夏はどうしようか?」と。大きな選択肢としては、『高円宮杯とトーナメント大会のどちらも参加する Or どちらかに参加する』というもので、その選択次第で合宿やカップ戦をどうするか考える。 1・2・3・6・期生は、『どちらも参加』を選択し、第4・5・7期生は、『トーナメント大会のみ参加』を選択した。第4期生は新人戦で、第7期生は選手権大会で九州大会に進出しているだけに、各方面から「なんで高円宮杯に出らんと?」と聞かれたが、その時の3年生が話し合った結果、自分達にとって最も良い選択がそれであったからと言う他ない。 私には、高円宮杯を回避した選手達の気持ちが良く分かる。大会の規模としては、高円宮杯のほうが断然大きいのだが、高円宮杯を外す事で夏休みのスケジュール決めは楽になる。 合宿も好きな時に好きなだけ行けるし、カップ戦も選び放題である。第5期生は、3年生が2人しかいなかった為、過密スケジュールをこなすより、ゆとりを持った合宿やカップ戦に参加し、トーナメント大会で完全燃焼したかったのだろう。 おかげで福岡県大会決勝トーナメントベスト8という素晴らしい成績を残せた。第4・7期生も然りで、3年生が少なかった事もあり(第4期生は7人・第7期生は5人)、九州大会まで経験させていただいたからこそ、最後の花道を過密スケジュールに潰されたくなかったのであろう。 要するに大切な事は、参加する大会の規模や数ではなく、3年間の締めくくりを如何に『充実』したものにするかである。 当然、各期で求める『充実』は異なってくるがそれで良い。今年の3年生(第8期生)は、『どちらも参加』を選択した。トーナメント大会予選の初戦でスタメンの選手が大怪我をして高円宮杯には出場出来ない。 今後も、怪我をする選手もいるだろうし、暑さで倒れる選手もいるだろう。しかし、3年生の選択は間違っているとは思わない。 ボロボロになりながら、引退していくのもいいだろう。繰り返すが、大切なのは『充実』していたのかどうかである。悔い無き戦いを終えた戦士達は、きっと笑顔で引退できるだろう。 PR |
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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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