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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 最悪である。台風の影響か、トップチームにとっても新人戦チームにとっても大事な3連休の天気予報が雨のようだ。

 もちろん、雨でもサッカーの試合が中止にならない事は知っている。当然、そのための準備もしている。雨天時の試合が苦手な訳でもない。

 しかし、選手達は、晴れた日のピッチコンディションの良い時に試合をやりたいはずだ。おそらく、ファルベンイレブンに限った話ではないだろう。こればかりは、お天道様のご機嫌次第なので言っても仕方ないのだが・・・・・。

 なんにせよ、3年生の引退大会決勝トーナメントまで後3日である。明日は、トップチーム最後のTRMだ。今年も1つの時代が終わろうとしている。大切なのは終わり方である。3年間積み重ねてきた成果を出し切って終わってほしい。
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 毎週楽しみにしている木曜日の練習を終えて帰宅すると、テーブルの上にメロンが置いてある。とても違和感のある光景だ。理由を尋ねる前に、長男が右腕に包帯を巻いて部屋から登場したので、「なるほど」とすぐに察しがついた。

 予想通り、友達と遊んでいる最中に押されて、運悪く窓ガラスに激突したらしい。皮がありえない程剥けて、顔を含むあちこちに切り傷があり、5針ほど縫う怪我も負ったようだ。そこそこの大怪我のようだが、本人は至って元気だったので安心した。

 子供同士で遊んでいる最中の怪我なので、気にしてもらわなくて構わなかったのだが、怪我をさせた側の親からしたらそういう訳にもいかなかったのだろう。メロンを持って謝りに来たそうだ。とりあえず、食後にありがたく頂くとしよう。
 3年生の引退大会を万全の体制で臨むべく、フットボールセンターBコート(芝)で調整練習を行った。本番の会場が博多の森補助G(芝)の為、今日のフットボールセンターと13日土曜日の平和台(芝)で感覚を掴もうという狙いである。

 今日は紅白戦だったが、13日は強豪わかばFCさんに相手をしていただけるので、最高の形で本番を迎える事が出来そうだ。

 紅白戦は、【3年生チーム 対 新人戦チーム】で行われたが、3年生が貫禄を見せた。新人戦チームがもう少し粘れるかと予想していたが、やはり圧倒的に3年生が上手く、何より『強い!』。1・2年生は、最後に稽古をつけてもらって良い勉強になっただろうし、先輩の偉大さを思い知っただろう。

 やれる事は全てやってきた。後は、自分達が努力してきた事を信じてプレーするだけだ。私は選手を信じている。ファルベンイレブンを信じて応援して下さる方もたくさんいる。最後の大一番で、信じあえる仲間達と最高のパフォーマンスを『魅せて』もらいたい。
 ある方から、昨日書いたブログに対して質問をされた。「4年生先発デビューという事は、3年間スタメンではなかったという事ですか?」と。私は、「文章の通りです」と答えた。

 この選手は、『ウサギとカメ』でいうと完全な『カメ』タイプである。どんな事に対してもコツコツと積み上げる事が出来る。最初に出遅れても、歩みを止める事がないので最終的に追いつき追い抜いてしまうのだ。

 ジュビロ磐田ユースの選手を始め、全国から名の知れた選手が集う大学でスタメンの座に付くまでに3年間を費やすというのは、珍しい事ではないと思う。

 そもそも、サッカー部自体に誰でも入れるわけではない。セレクションに合格しなければならないのだ。全国トップクラスの大学では、「大学に入学できたのは良いが、サッカー部に入れてもらえなかった」という話はよくある。また、自分の限界に気付き途中で辞めていく選手も少なくはないだろう。

 新聞記事から察するに、彼が毎日自主トレを欠かさずやっているのをコーチが見逃さなかったようだ。彼の事を『Mr.ファルベン』と表現したが、『努力を惜しまない集団の象徴的存在』という意味で使った。私にはコーチの気持ちがよく分かる。彼は、「なんとかしてやりたい」と指導者に思わせる人間なのだ。

 向上心を持ち努力する人間は、皆が認めてくれる。また、才能があっても努力しない人間は誰も認めてはくれない。

 おそらく、私に質問した方は、「4年生でやっとスタメンというのは遅くないか?」という意味で聞いてきたのだと思うが、あれこれ話をしているうちに「凄い選手なんですね~」と最終的には感心していた。正確には、凄い選手ではなく、『凄い人間』なのだが・・・・・。

 努力を怠らない人間は凄いと思う。向上心のある人間は凄いと思う。あきらめない人間は凄いと思う。卒業してもなお、私に感動を与えてくれるOB達は凄いと思う。2日連続で身内自慢になってしまったが、どうしても書きたかったので書いてみた。正月のOB会で皆に会えるのが楽しみだ。
 第1期生保護者会会長さんから、「面白い“モノ”を送るからFAX番号を教えて」と電話があった。送られてきたのは新聞記事のコピー。

 『東海大学サッカー1部リーグ今日開幕 静産大4年生【○○】先発デビュー』というものだった。OB選手のコメントと写真も掲載されていた。

 この【○○】の部分にはファルベン第1期生の名前が入るのだが、名誉な事でも個人名はブログに載せないように決めているので、あえて【○○】とさせてもらった。

 ちなみに静岡産業大学という所は、1997年にジュビロ磐田と技術面で提携を結び、同年東海大学リーグ2部に参戦していきなり優勝し、1部リーグ昇格を果たした。

 その後、98・99年、03~06年で1部リーグ優勝する等、常に上位に君臨している大学である。もちろん、04年総理大臣杯ベスト4、05年全日本大学選手権ベスト4等全国大会でも好成績を残している。  <静産大HPより抜粋>

 私は、この選手の事を『Mr.ファルベン』と呼んでいる。今も昔も努力家が多いファルベンイレブンであるが、その中でもこの選手は特に群を抜いていた。運動能力は高かったが、決して『サッカーが上手い』選手ではなかった。

 しかし、努力を惜しむ事なく、歩みを止める事なく、信じた道を突き進んだ結果、高校も強豪高に特待で入学し、現在も名門大学でレギュラーの座を掴み取る事が出来たのだ。

 新聞記事にも「努力が開花した」・「練習前の自主トレの成果」等と相変わらずの努力家振りを窺わせる言葉が並んでいた事が嬉しかった。

 ファルベンイレブンは、卒業後も様々な分野で活躍しているが、第1期生は特にバラエティに富んでいる。キャプテンは、『箱根駅伝』を走り九電工に就職を決めている。

 エースストライカーは、全国制覇を狙うレベルの強豪高校の『ラグビー部』で活躍し、大学でも大活躍している。勉強が優秀で国立大に進学した選手、イタリアンレストランで腕を磨いている選手、現在のファルベンGKコーチも第1期生である。

 今振り返っても面白いメンバーである。もちろん、彼らがファルベンで活躍(第1期生ながら、いきなりの九州大会進出等)していた時も最高に面白かった。第2期生・第3期生・・・・・と、みんな最高の選手達ばかりであったが、やはり第1期生あってのものだろう。

 彼らが残してくれた財産が、第10期生になってもなお受け継がれている事がそれを証明している。今更ながら感謝したい。

 OBが活躍してくれると、現役選手の力になる。早速、次回の練習でこの話をしたいと思う。各分野で頑張っているOB諸君。君達のおかげで、今でも『ファルベンカラー』が色褪せる事無く受け継がれているよ。みんなありがとう!!


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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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