北京オリンピック開幕

　４年に１度開催されるスポーツの祭典。世界のトップアスリート達が、プライドを賭けて互いの能力を競い合う夢舞台である。

　サッカーだけではなく、様々なジャンルのスポーツに興味がある私にとっては、たまらないビッグイベントである。

　今夜はいよいよ開会式。どのようなセレモニーが用意されているのだろう。とても楽しみだ。開会式前に行われた男女サッカーは、残念なスタートとなってしまったが、第２戦以降の巻き返しに期待したい。

　日本選手団にとっては、勢いに乗れない展開となってしまったが、オリンピックが盛り上がるのはこれからである。

　全ての競技が楽しみだが、特に楽しみにしているのは、『陸上競技』である。己の肉体と精神を極限まで鍛えたアスリート達が、『走って・跳んで・投げる』というシンプルな種目で競い合う姿は、スポーツマンの原点だと思う。

　その中でも大好きなのが『男子１００M走』。単なる『かけっこ』である。人間が走る姿というのは、こんなにも『美しい』ものかといつも感動してしまう。

　今回の北京オリンピックでは、幾つの感動に出会えるだろう。たくさんの感動に出会うために、可能な限り様々な競技を観たいと思う。

　ファルベンイレブンも、明日から高円宮杯というビッグイベントが始まるが、観ている人に『感動』を与えられるような、直向でがむしゃらなプレーを心掛けてもらいたい。

木曜日の練習④

　さわやか杯県大会２週間前。週末にＴＲＭを控えているので、５対５のミニゲームでバックアップと前線に飛び出す動きの確認をした。

　夏休みという事で、体験がてらスタメンクラスの選手が２人来てくれたので、それなりのレベルで練習出来たので良かった。

　体験と言えば、女子選手も１人参加してくれた。まだ、慣れていないので動きはぎこちなかったが、取り組む姿勢や雰囲気を見る限り、体を動かす事が大好きなようだ。

　意識が高く、楽しくサッカーに取り組める『木曜メンバー』も２０人を超えてくれれば、もう少しレベルを上げて充実した練習が出来るので、体験に来てくれた３人には、ぜひ正規メンバーになってもらいたい。

　さわやか杯県大会は、フットボールセンターであるようなので、どうにかして見に行きたいのだが、Ｕ－１５の日程を考えると難しそうである。

　来週は、お盆の為休みなので、再来週の木曜日の練習で盛り上がるメニューを組んで本番へ送り出したい。

合同練習③

　香椎第２中学校さんとの合同練習３日目。今日のテーマは、合同練習最終日という事と、本番直前という事で、『勝ちにこだわるサッカー』であった。 「多少、雑になってもいいので『強引』に攻めて、絶対に失点をしないように」と指示を出した。

　速く厳しいプレスからボールを奪い、速攻でシュートまで持っていくシーンが多く見られたし、先週２回行った合同練習では、どちらも失点をしていたが、今日は『相手にボールを触らせない』意識が高く、しっかり守れていた。

　３回の合同練習が、香椎第２中学校さんにとって、どれほどの成果があったのかは分からないが、ファルベンにとっては、高円宮杯に向けて様々なプレーの確認が出来たし、精神的な部分でも多くを学ばせて頂いた。香椎第２中学校イレブンとスタッフの方々に心から感謝したい。

「何を書こうかな？」と思っている時に・・・

　平凡な１日であったが、それなりに様々な事があった。その中から何について書こうか迷っている時に、携帯電話が鳴った。

　着信画面には、第７期生キャプテンの名前が・・・。内容は、高校サッカー１年生大会でベスト４まで勝ち上がっていて、明日の対戦相手が同じく第７期生が所属しているチームであるという事であった。

　３日連続でＯＢについて書くのもどんなものかと思ったが、ＯＢの選手から試合結果や高校・大学での出来事、就職についてや身の回りの事など、どんな内容でも電話やメールがあると感動する。

　中学時代も素晴らしい選手達であったが、卒業してからも変わる事無く素晴らしい人間に育っているのを実感すると、嬉しくて何度でも書いてしまう。

　明日は、準決勝・決勝があるそうだ。第７期生キャプテンは、足を怪我している状態での出場なので、無理だけはしないでほしいが、手を抜いてプレー出来る選手ではないので少し心配である。

　また、対戦相手のＯＢもセンスの塊のような男で、人間的にも魅力がある選手である。どちらも悔いの残らないプレーをしてほしい。２人とも頑張れよ～！！
　

サンシャインプール①

　毎週月曜日は、『家族サービスの日』にしている。土・日・祝日は１日中家にいないので、子供と遊んでやれる唯一の日である。

　今日は、子供達のリクエストでサンシャインプールに出かける事にした。月曜日なので空いていると思っていたが、さすがに夏休みだけあって大勢の家族連れや子供達が来ていた。

　これだけ人がいると、知り合いの１人や２人に合うんじゃないかと思っていたら、ファルベンＵ－１２の選手が『流水プール』で気持ち良さそうに流れていた。

　また、どこのチームの選手達か思い出せなかったが、「あの人ファルベンの監督じゃない？」「え？どこ？本当だ」とひそひそ話が聞こえた後、「こんにちは！！」と元気よく挨拶をしてくれたのでとても嬉しかった。

　あのような場所でも爽やかに元気良く挨拶が出来る選手達は、大人子供関係なくスポーツマンとして心から尊敬できる。

　毎日のようにボールに触り、体を鍛えて『技・体』を向上させている選手達も素晴らしいと思うが、スポーツを通じて学ぶ、『心』の部分をしっかりと育てている選手には『感動』すら覚える。

　ファルベンイレブンも『心技体』で言うと『心』の部分を褒められる事が最も多い（単に『技』・『体』が褒められるレベルにないだけかもしれないが・・・）ので、スポーツマンとして正しく育ってくれているのだろう。

　昨日も、同じような事を書いたが、ＯＢの選手達も優しく素直で素晴らしい人間ばかりである。私は、選手に何かを伝える時に、「先輩達を見てごらん」とか「こんな時、先輩達はどうしてた？」という台詞を意識してよく使う。

　その言葉を素直に受け止めて、先輩達が築き上げてきたものを正しく受け継いでいるので、毎年『心』の素晴らしい選手達が育つのだろう。

　ＯＢ達が残してくれた大きな財産に感謝しながら書いたら、長文になってしまった。家族でサンシャインプールに行ったという、他愛も無い事を少しだけ書くつもりだったのだが・・・・・。