この結果を受けても希望を持っている

　『第３４回福岡県クラブユース（Ｕ－１４）サッカー大会』１次ラウンド最終戦。風は冷たかったが、良い天気。ピッチは枯れ芝であったが、良いコンディション（更衣室も広くて良かった）。

　今回の『新人戦』は、クラブワースト記録を樹立する最悪の結果を残してしまったが、現チームの弱さを確認するという意味では最高に有意義であった（これでさすがに気付くだろう）。

　３試合で、無得点、［３９失点］は、当然ながら過去に例を見ない断トツのワースト記録。５年や１０年ではなく、２０年の歴史で断トツなので、現チームが歴代で最弱なのは間違いない。

　しかし、以前にも書いたように、決して歴代で最も戦力が低いわけではない。単純に、努力、責任感、覚悟など、ピッチに立つ上で必要なものが圧倒的に足りていないだけである。

　私は、現チームよりも低い戦力で県大会や九州大会に出場した幾つも期を知っているので、この結果を受けても大きな希望を持っている。行動するか否か。本当にただそれだけ。

自主練習が鍵を握る

　基礎体力の重要性を説きながら、現在は体力強化に励んでいるが、基礎技術の低さも目に余るのでとても大変である。チーム練習だけでは足りない。やはり、自主練習が鍵を握る。

　まずは、明日。足りないなりに気持ちで戦ってもらいたい。どれだけ厳しい内容になっても、先を見据えて目を輝かせながら勉強してほしい。明日の最終戦を、新たな第１歩にしよう。

第１歩となるホームグラウンド練習

　修学旅行などで全選手が揃っていない為、とりあえず触りの部分だけではあるが、『選手権』に向けての取り組み内容と意図を伝えた。今から４ヶ月間、やるべき事を徹底してほしい。

　明日は、その第１歩となるホームグラウンド練習。理想とするチームの完成形を目指し、また自分自身の大きな成長を信じて、ファルベンイレブンらしく“楽しく全力で”精進しよう。

ファイティングポーズをとって戦えるか

　早いもので、『新人戦』も今週末で終わり。しかし、今回は運良く４チームのグループに入ることができたので、先の濃い２試合に続いて、更にもう１試合素晴らしい経験ができる。

　色んな意味で、ファルベンイレブンがどのように戦うのか興味がある。最終戦は、ファイティングポーズをとって全力で戦えるか否かをチェックしたい。今後の為に、全力で戦おう。

共通点に気付いただろうか

　久し振りに、小学生チームとＴＲＭを行った。県大会に出場するレベルだけあり、中学生相手でも臆するどころか強気で向かってきて、実に堂々と戦っている姿にただただ感心した。

　ファルベンイレブンは、現在サンドバッグになりながら多くを学んでいるが、その対戦相手と今日の小学生の共通点に気付いただろうか。自分達に足りないもの。それに気付いてほしい。