あれから１年

　『２０１２ＣＪＹサッカー選手権』福岡支部予選順位決定戦。今日は、福岡支部の代表が全て決まる最も熱い日。昨年のファルベンは、このあと一歩が届かず涙を呑んだ。
 
　あれから１年。どうやら、悔しさは十分なバネになっていたようである。昨日の雨で、ピッチコンディションは悪かったが、そんな事はお構いなしにファルベンイレブンは躍動した。
 
　最終決戦のお相手は、名門クラブの西南ＦＣさん。ＯＦ陣の裏へ抜け出すスピード感が抜群のチームで、［７０分間］気の抜けない状況を作られて圧倒された（勉強になりました）。
 
　リーグ戦は、２戦連続スコアレスドローと４失点の惨敗という最悪な終わり方をしたのでかなり心配していたが、ついに待望の“ファルベンイレブン”が登場してくれた。
 
　試合開始から果敢にゴールを狙い、最後まで集中を切らす事なく立派に戦っていたし、ファルベンイレブンらしく“楽しく全力で”試合に臨む事が出来ていた（笑顔も素敵だった）。
 
　本当のラストチャンスという事で、それなりに緊張していた選手もいただろうが、とても堂々と戦っていたので素晴らしかった（彼らが自分の教え子である事に誇りを感じた）。
 
　開幕３連戦は守護神不在。そして、今日はキャプテン不在と最初から最後まで苦しい戦いを強いられてきたが、どうにか最後の切符を手に入れる事が出来たので良かった。
 
　しかし、まだまだ未熟者で未完成。更に、不安定で不確実。現時点の実力では、新ステージとなる【県大会】ではとても戦えないので、驕ることなく精進しなければならない。
 
　次の目標は、当然【九州大会出場】である。１ヶ月後の［本番］まで、どれだけ伸ばせるかは分からないが、｛冬｝の反省を大いに活かして妥協する事無く徹底的に鍛え上げたい。
 
　それにしても、ここまで辿り着く道程は本当に厳しく長かった。一息つきたいところであるが、あと１ヶ月“しか”ないので早速明日から新たな目標へ向かって走り出そう。