体験選手の存在が・・・・・

　やっと、ようやく、ついに、念願のお天道様と遭遇。ここ数日が寒かった為か、昼からのＴＲＭだった為かは分からないが、さすがに今日はかなり温かく感じた（絶好のサッカー日和！）。
 
　今月は、毎週のように試合をしているが、Ｕ－１３だけのＴＲＭは約２ヶ月ぶり。体験選手が５名参加。対戦相手はＦＣアヴァンツァーレ福岡さん。先に書いたように天気も最高。
 
　テンションの上がる要素はたくさんあったが、予想外に盛り上がらないＴＲＭになってしまったので少し残念であった（楽しみにしてたんだけどな～・・・・・まあこんな日もあるか）。
 
　理由は幾つもあるが、最も大きかったのは体験選手の存在。単純に、攻撃の起点となる重要なポジションに入れたので、なかなか上手く高い位置でボールが収まらなかった事が１つ。
 
　しかし、盛り上がらなかった理由は当然それではない。今日参加してくれた５名を含む過去最高人数となる体験選手の存在が、少しずつ第１４期生にプレッシャーを与えている。
 
　現在、第１４期生は２５名で活動しているので、レギュラー枠を勝ち取るのは容易ではない。そこに、しっかりとボールを扱える６年生が続々現れるのだから焦る気持ちは分かる。
 
　おそらく、今の彼らに“可愛い後輩”、“頼もしいチームメイト”が出来ると考える余裕はなく、更にレギュラー枠を争う“ライバル”が増えるというプレッシャーを感じているようである。
 
　だから、純粋にサッカーを楽しむ事や課題へ取り組む事が出来ず、「ミスをしないように」という間違ったネガティブシンキングで試合に臨むので、観ていて面白くなかったのだろう。
 
　“可愛い後輩”、“頼もしいチームメイト”が出来て嬉しい。そして、“ライバル”が増えて楽しみと考える事が出来れば選手としても人間としても更に大きく成長すると思うのだが・・・・・。
 
　スポーツに全力で情熱を注ぐ事が出来る青春時代は、人生において非常に貴重な時間である。雑念を捨てて、初心に戻り、己を高める為に必要な努力を黙々と積み重ねてもらいたい。
 
　自信がない選手は、「まだ２ヶ月もある」、「今からでも遅くない」とポジティブシンキングで行動してほしい。そして、４月には笑顔で堂々と胸を張って第１５期生を迎えよう（皆頑張れ！）。