同等の価値

　鹿児島から帰宅後、すぐにメールチェック。分かってはいたが、やはりＲ１６の対戦相手は・・・・・（目標は【優勝】なので特に問題ないが、出来ればもっと上で対戦したかった）。
 
　ポジティブシンキングで言えば、ＦＣグローバルさんに勝利する《ミラクル》が起きれば一気に【優勝】する可能性が高い（もはやポジティブというよりオプティミスティック）。
 
　｛決勝Ｔ｝進出の１６チームは、いずれもファルベンを上回る強豪チームばかりだが、それでもＦＣグローバルさんが優勝候補筆頭チームである事は間違いないだろう。
 
　だからこそ感謝。勝利する事が出来ればこの上ないが、内容次第では敗北でも充実感を得られるかもしれない。第１２期生にとって、ＦＣグローバルさんはそういう相手である。
 
　ちなみに、予選リーグ最終戦が勝利だった場合、ファルベンは１位の５番手であった（１回戦の相手がＦＣ花鶴さんで、２回戦が筑後ＦＣさんかアヴァンツァーレ福岡さん）。
 
　つまり、何にせよ｛決勝Ｔ｝は厳しい戦いが待ち受けているという事である。あくまでも、『選手権』県大会での過去に経験のない大敗がトラウマになっているというだけの話。
 
　県大会は、試合途中で目に見えて心が折れた。しかし、“本物”に生まれ変わった第１２期生は、どのような展開になろうとも最後まで戦える男前の集団となった（今度こそ大丈夫！！）。
 
　ＦＣグローバルさんにとってのＲ１６は、何ら警戒する事のない肩慣らしの試合だろうが、ファルベンイレブンにとっては【決勝】や【九州大会】と同等の価値がある試合である。
 
　第１２期生の中学サッカーも残り僅か。何事も、次へ繋げる為に終わり方が大事になってくる。そして、次とは言うまでもなく高校受験であり高校サッカーである。
 
　決戦は３日後。あの公式戦歴代ワースト記録を塗り替えてしまった日から、ファルベンイレブンはどれくらい成長したのだろう。決戦を最も楽しみにしているのは私かもしれない。