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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 毎年の事であるが、新入生が目を輝かせながら入会してくる時、新しい仲間の誕生を歓迎して喜びながらもプレッシャーを感じる先輩もいる(特に直接係わる期間が長い2年生)。

 また、その新入生自身も周りのレベルがやけに高く感じて、不要な劣等感を持ってスタートする選手がいたり、3年生もその立場や役割に対して焦りや悩みを持つ選手も少なくはない。

 当然ながら、そのような状況に陥ると苦しさを感じる。しかし、大切なのは、何らかの苦しみに遭遇した時どのように対応するかである(その対応次第でその後に大きな差が出る)。

 苦しみには特徴がある。1つ目は、{闘えば闘うほど大きくなる}という事。闘う意識の中には、「なんで自分ばっかり」という現実を受け入れられない気持ちが心の中にあるから。

 それを、身の回りに起きている全ての事は、「自分にとって必要だから起きているんだ」と考えて、闘うのではなく苦しい事実をそのまま受け入れる事が大切である(考え方で解消)。

 2つ目は、{逃げればどこまでも追いかけてくる}という特徴。闘ってもいけないが、絶対に逃げてもいけない。やはり、苦しみはありのままを受け入れて少しずつ解消していくしかない。

 最後に3つ目は、「苦しみは必ず喜びに変わる」という特徴。予期せぬ苦しみに遭遇すると、人は自分自身を見失いがちになる。そして、闘ったり逃げ出したりして余計に苦しむ。

 苦しみを味わった事のない人間はいない。だからこそ、冷静に状況を見つめ、受け入れ、ゆっくりと時間を掛けて解消していくしかない(時間が解決してくれるという特徴もある)。

 きっと、苦しみを具体的に解消する方法というものはないだろう。しかし、このような特徴を知っておくだけでも心が落ち着くし、必要以上に苦しみから翻弄される事はないと思う。

 ファルベンには、喜びだけではなく、苦しみも分かち合える素敵な選手しかいない。また、私を始め、全てのコーチ陣も同様である(一生の仲間であり掛け替えのないファミリーである)。

 現在、ファルベンは43名の選手で活動している。喜びは43倍にして、苦しみは43分の1にしよう。ファルベンの魅力は、まさにその部分である。全てを皆で共有しながら歩きたい。
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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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