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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 そのうち、ブログコメントNo.1の“いちご”さんを上回るのではないかという勢いで、実に核心を突いたコメントを送ってくれる“Uー13悩める息子の父”さん。今回も、「その通り」と大きく頷く内容であった。

 コメント内にあった[対談]は、私も当然見た。昨日のブログで感想を書いても良かったのだが、かなり長文になりそうな予感がしたのでやめた(最近、パソコンの調子が悪いので、長文は怖い)。

 [対談]は、共感出来る部分と、そうではない部分があったが、昨日のブログに書こうと思ったのは、日本代表に“足りない物”の件で、「自分は、精神論者ではないが」と前置きした上で中田氏が発した言葉。

 それは、「(気持ちは)持っていて当然」という言葉(考え方)である。捉え方は違うかもしれないが、“Uー13悩める息子の父”さんが感じた部分も、おそらく、この件ではないだろうか。

 私は、技術や体力よりも、“気持ち”や“姿勢”の大切さを第一に説くタイプの指導者である。もちろん、技術や体力のレベルアップは、必要不可欠であるが、「目標を絶対に達成する」という{情熱}がなければ、何も身につかない。

 ご指摘の通り、「本当に上手くなりたいのかな~」、「本気で目標(九州大会出場や優勝など)を達成する気があるのかな~」と感じる姿勢で取り組んでいる選手を見かける時もある。

 その都度、「それでは駄目だよ」と声を掛けるが、年々反応が悪くなっているような気がする。指導者仲間での会話や、昨日の[対談]を聞く限りでは、残念ながら〔気がする〕のではないようだが・・・・・。

 原因は、たくさんあるだろうが、最も大きいのは、小学生年代における“競争力”の低下だと思う。TRMであるならば理解出来るが、公式戦ですら「全選手、試合に出場させてあげる」というチームが増加しているらしい。

 運動会でも、足の速い児童がリレーに出場するのではなく、出場したい児童が走ったり、勝敗をつけない小学校もある。また、幼稚園では、手を繋いで“皆で一緒にゴールする”という所もあるようだ。

 勉強では、しっかり{優劣}をつけるのに、とても不思議な現象である。このように、〔努力をしなくても〕、〔実力がなくても〕、【機会】を与えられる環境が多くなっているのではないだろうか。

 だからこそ、目標に向かって、{一生懸命}に{必死}に{直向き}に、【努力】する事が出来ない選手が増えているのだろう。《与えられる》のではなく、《勝ち取る》事で得るものの方が大きいと思うのだが・・・・・。

 また、{愛情}と{情熱}を持って、本気で選手と向かい合っている指導者でも、“叱咤”すると〔悪〕。感情のない機械的な指導者でも、叱る事なく褒めるだけなら〔善〕という風潮も、精神的に弱い選手(頑張れない・頑張らない選手)が増えている原因の1つだろう。

 中田氏ではないが、私も自分が精神論者とは思っていない。「強い気持ちを持って、全力でプレーする」、「本番を意識して、本気で練習に取り組む」、「目標を達成する為に、最大限の努力をする」というのは、至って普通の事である。

 しかし、先に例を挙げたように、保護者様年代は当然として、中田氏や私が育ってきた環境と、今の小・中学生を取り巻く環境は全く違う。だからこそ、我々が変わってはいけない{大切}な事を伝えていく必要があると思う。

 予想通り長文となり、しかも支離滅裂な内容になってしまった。とにかく、これからも、指導スタイルを変える事なく、技術&体力を身につける為に、また目標を達成する為には、【情熱】が必要であるという事を、ファルベンイレブンにしっかりと伝えて行きたい。
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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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