極限まで磨こう

　第２０期生の今後を考える。まだ１年生なので、公式戦でもＴＲＭでも攻め込まれる時間帯が長い。しかも、スピードや体格差は歴然である。当然ながら、結果も黒星ばかりである。

　しかし、現時点で白星を目指すのは困難なので、勝敗ではなく課題への取り組みを優先している。詳細は書かないが、大まかに言えば｛守備組織作り｝と｛自陣でのポゼッション｝である。

　冒頭に書いた今後とは、２ヶ月後の『Ｕ－１３』県大会、５ヶ月後の『選手権』、そして１年後の『新人戦』の事だが、今日はそれまでに辿り着きたいレベルを設定して練習メニューを考えた。

　不確定要素は、個のレベルアップ。私は、秋冬の取り組みは１年の中で最も重要だと考えている。意識の高い選手であれば、ここで急激に伸びるのだが第２０期生はどうだろうか。

　この半年のチーム練習に取り組む姿勢や自主練習の質・量を振り返り、後悔している選手は少なからずいるだろう。だからこそ、この先も繰り返すのか変わるのかで今後が決まる。

　「本気で変わろうとする選手は一瞬で変わる」、「本気で変わろうとしない選手は一生変わらない」。春夏を無駄にした選手は確実にいる。秋冬は徹底しよう。自分を極限まで磨こう。