素晴らしい教育者になる

　宮崎遠征を終えて一夜明け、今日はのんびり過ごしたいところであったが、配布プリントの作成などを行っていたら、結局１日中デスクワークに追われていた（仕事だから仕方ない）。

　どのような大会でも、そこで経験した出来事は後に大きな財産になる。特に、今回のような宿泊を伴う遠征から学ぶ事は多い（規律の大切さやサポートして頂いた方への感謝など）。

　それは、選手だけではなく監督も同様である。私自身、今回の宮崎遠征で学んだ事は多いし、保護者の皆様や帯同してくれたコーチ陣には心から感謝している（もちろん選手達にも）。

　そして、今回最も感謝しているのは、度々ブログでも登場しているＯＢの第６期生ＣＢである。彼は、本当に優しい人物で、可愛い後輩が充実した遠征ができるようにと尽力してくれた。

　大会に出場できない選手達もたくさん試合が出来るようにと、ＴＲＭが出来るグラウンドと対戦相手を確保して、なお且つ指導・引率まで引き受けてくれた（しかも３泊４日の完全帯同）。

　更に、最終日の夜には、ファルベン一行が福岡へ到着する時刻を見計らってメールまで送ってくれたので、敢えてこちらのブログにその一部を抜粋して載せてみたいと思う。

　｛４日間宿泊までさせて頂いてお世話になりました。久し振りにファルベンに関わる事ができて楽しかったし、とても勉強になりました。雰囲気やサッカーが現役時代と変わっていなかったので居心地が良かったですし、中学校の教師になって部活を持てたら僕もこんなチームを作っていきたいと思いました。保護者の皆様方にも大変お世話になりましたとお伝えください。｝

　１００％こちらがお世話になったのに、このようなメールを送ってくれる。本当に真面目で、謙虚で、素直で、人間性が実に素晴らしい人物である（教え子だが心から尊敬している）。

　彼は、中学校の教諭を目指して現在宮崎大学の大学院で勉強している。私は、彼の事をよく知っているが、間違いなく素晴らしい教育者になる（今回の遠征で更に確信が持てた）。

　ちなみに、彼には２年前に第１３～１５期生が宮崎遠征に行った時にも同様のサポートをしてもらった。大変な事を当然のようにしてくれる偉大な教え子に心から感謝したい。ありがとう。