誰の“背”が・・・・・

　学ぶ事が多かった『博多区ＣＵＰ』を振り返り、『新人戦』へ向けてのチーム＆個人課題を細かく整理し、取り組みの優先順位を見極めながら練習メニューを作成してみた。
 
　新チームは、選手の“特性”・“相性”・“状態”、相手の“戦術”・“レベル”、また試合展開などを考慮しながら、２つのフォーメーションを用いて戦う予定なので何かと大変である。
 
　ちなみに、１つはテクニックを武器にしている選手を中心とした、｛ショートパス＆ドリブル｝で厚みを作りながら“ポスト進入”・“スイッチ”・“壁パス”等を駆使して戦う［４－５－１］。
 
　もう１つは、スピードを武器にしている選手を中心とした、｛ロングパス＆ドリブル｝で一気に相手陣地へ攻め込む速攻型の［４－４－２］。
 
　守備に関しては２つとも同様で、常に数的優位な状況を作り出しながら、速いプレスとインターセプトでボールを奪うという例年通りのシンプルな戦術。
 
　個々の能力は決して高くないし、スーパースターも存在しないので、あれこれ試しながら戦わなければならないが、それぞれ素晴らしい“色”はしっかり持っている。
 
　とりあえず、現時点では“団栗の背比べ”といった状態なので、何をどうしても大して変わらないのだが、今後の取り組み次第で「化けそう」な選手は多いので楽しみである。
 
　果たして、誰の“背”が伸びてくるだろうか。互いに切磋琢磨しながら、皆で大きく成長してくれたらありがたい。「ファルベンイレブン！大きくなれよ～！！」