｢何も心配要りません」

　「やる気があるのか？」・「もっと頑張れるんじゃないか？」・「なぜ全力でやらないんだろう？」・・・・・、指導者だけではなく、熱心な保護者様からもよく聞く言葉である。

　しかし、大人でもモチベーションの波や好不調の波はあるので、小・中学生年代の選手達には当然それがある。

　少なくとも、“Ｕ－１２悩める息子の父”さんの息子は、練習に手を抜いて臨むタイプの選手ではない。そして、私も手を抜いての練習を認めるタイプの指導者ではない。

　おそらく、セレクションに向けて気が張り詰めていたものが一時的に切れてしまい、お父様の目にはコメントにあるような状態に映ったのだろう。

　結論から言うと、「何も心配要りません」である。２週間後には、市長杯の決勝トーナメントが控えているし、中学サッカーでもすぐに出番が訪れるので、気を抜いたり、手を抜いたりする時間はない。

　２０日（土）の１・２回戦は、とりあえず私だけが応援に行く事になるだろうが、２８日（日）のベスト８決戦は、Ｊｒユース全員で応援に行く予定にしている。

　頼もしい後輩達が、聖地［レベスタ］で先輩達に熱いパフォーマンスを“魅せて”くれる事を信じている。親としての心配は尽きないだろうが、子供を信じて優しく温かい目で見守っていただきたい。