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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 いきなり、加速度的な成長期に入っている選手。通常のスピードで走っている選手。ゆっくり、マイペースで歩いている選手。そして、一歩目が踏み出せず足踏み状態の選手。

 これは、1年生の話。成長期の選手は、ここを逃してはならない。一気に、行ける所まで駆け上がってほしい。足踏み状態の選手は、まず一歩目を踏み出そう。まだ間に合う。
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 多くのファルベンファミリーに送られて、さぞ喜んでいるだろう。私は、本日も裏方に徹し、参列してくださった皆様が全員帰られたのを確認して、最後に式場を後にしたが、最後の最後まで残っていたのは、やはり第1期生の選手と保護者様であった。これは、当然と言えば当然なのだが、その状況が何よりも嬉しかった。

 また、第1期生関係者は、別れ花もご家族と一緒に行ったが、棺の中には師匠からの贈り物となるGKグローブを始め、スパイク、ウエア、帽子など、これからもサッカーを楽しみ、指導ができる副葬品が入っていたので、ゆっくり休んでほしいところだが、まだまだ頑張ってもらわなければならないようである。

 出棺も、一番近い場所からみんなで送り出せたので、その状況そのものが最高の手向けになったと思う。第1期生諸君としばらく話した後は、あてもなく車を走らせた。通夜と告別式では、私なりの送り方があったので、絶対に泣かないと決めていたが、車の中では、初めて出会った頃からの思い出を振り返りながら泣いた。

 その後は、ホームグラウンドに行き、少しだけボールを蹴ったが、ここでも泣いた。帰宅後、第0期生と呼ばれている兄からお礼のメールが届いていた。兄も私の教え子だが、「代われるものなら・・・・・」という言葉に、また泣いた。訃報に接し、人生で一番泣いて、もう切り替えられたと思っていたが、さすがに今日は無理だった。

 しかし、泣くのは今日まで。明日からも、共に歩むので大丈夫。実際、あくまでも感覚的なものだが、不思議なもので今まで以上に身近に感じている。第1期生から第26期生まで、全員で送り出せた。ファルベンファミリーの素晴らしさを改めて感じた。悲しいが嬉しい。寂しいが幸せ。そんな2日間だった。さて、また明日から一緒に頑張るぞ。

 多くの方々に慕われ、愛されていたのがよく分かった。そして、惜しまれて旅立ったことも。私は、十分にお別れの準備をする時間があったので、本日は裏方に徹したが、参列してくださった皆様が涙を流す姿を見て、冒頭の思いになり嬉しかった。きっと、届いているだろう。良かったね。嬉しいね。皆様、ありがとうございました。

 泣いた。人生で一番泣いた。3週間ほど前、お母様から「東先生に会いたがっているからご足労願えませんか?」とお電話を頂いた時、人生で一番と思えるほど泣いたが、今日はそれ以上に泣いた。お電話を頂いた時から覚悟はしていたし、それから何度会って話しても明るく振舞うことはできたが、さすがに堪えきれなかった。

 もう、30年以上前になる。私が、一番初めに受け持った教え子である。そして、その後、唯一同僚になった教え子でもある。本人が望めば、近い将来、私の後任として、U-15の監督を任せるつもりであった。選手から慕われ、保護者様から信頼され、指導者仲間から愛されていた。本当に魅力的で素晴らしい人物であった。

 彼が育てた選手達は、中学、高校年代でも例外なく大活躍している。指導者としての技量は一流で、確固たるサッカー哲学を持っていた。特に、GKの育成に関しては、間違いなく福岡県でも屈指であった。これから、更に指導者としてのキャリアを積み、数多くの選手を育て、ますます魅力のある監督になるはずであった。

 お父様から連絡を頂き、すぐに会いに行った。ここ数ヶ月間、何度も会って話していたが、横になる教え子を前に言葉が出なかった。あまりにも早い別れ。ただただ悲しい。しかし、彼の思いは、私が、そして教え子達が繋いでいく。これからも、ずっと一緒に歩んでいく。だから、さよならは言わない。でも、感謝の気持ちだけは伝えたい。

 シゲ、今までありがとう。心からご冥福をお祈りいたします。

 最悪のスタートとなったリスタート初日。言われたことを頑なに“やらない”選手達が多いので、なかなかチームが前に進まない。これは、かなり時間が掛かりそうな予感がする。

 “できない”ことは、優秀なコーチ陣の指導で“できる”ように導けるが、“やらない”のは最も手を焼く。誰にでもできる、日常生活でも、オフでもやっていることをオンではやらない。

 既に、1年生は、9割の選手がクリアしている。『U-13』は、かなり期待が持てるのではないだろうか。反面教師は要らない。2、3年生は、目標にされる先輩であってほしい。


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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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