「面白かったけど・・・・・」

　［日本 対 イングランド］戦を観戦したが、とても面白く楽しめた。やはり、闘莉王の素晴らしい先制点で、日本代表がリードした形になった事が、面白くなった原因だろう。

　川島のファインセーブ連発、岡崎＆本田＆森本＆玉田のシュートシーン、日本代表らしいボール回し、本当に楽しく観戦出来た。

　しかし、「面白かったけど・・・・・」という“結果”は残念であった。どうしても、後半途中からＭＦ陣の運動量が落ちてしまう。

　戦術上仕方ないのだが、オウンゴールの失点も、守備組織を整えきれずに、フリーの選手をサイドに作ってしまっている。

　それにしても、イングランド代表は、さすがに攻撃の幅を持っている。動き出しや進入のタイミングが絶妙で、常にシュートまでのイメージを作りながらプレーしている。

　もちろん、ルーニー・ランパード・ジェラード・ライトフィリップス・Ａコール・Ｊコール・ウォルコット・・・・・等、ワールドクラスの選手ばかりなので弱いわけがない。

　試合終了後の監督コメントで、「コンディションがトップではないので・・・・・」みたいな事を言っていたが、コンディション作りも含めての実力である。

　 だれがどう見ても、イングランド代表の方が強い。あくまでも、「もしかしたら・・・・・」と思える時間帯と展開を作れた事が素晴らしかったというだけである。

　本田がコメントしていた、「このままでは勝てない。危機感を持ってやらないと・・・・・」という感覚が、とても正しいと思う。

　６月４日（金）のコートジボワール戦で良い調整をして、２週間後の“本番”に万全の状態で臨んでもらいたい。

　日本代表サポーターの１人としては、今日のような面白く楽しい試合で、尚且つ“結果”を期待している。頑張れ！日本代表！！