もう少しあとの話し

　天気予報通りの｛暴風雪｝。凍てつく寒さの中で、いつものように｢“春”に目標を達成する為の｣課題を持ってＴＲＭに臨んだファルベンイレブン。

 

　対戦相手は、圧倒的な攻撃力を誇る香椎第１中学校さん。速く美しいパスワークが魅力の下山門中学校さん。ゲームメークのバランスが素晴らしい春日中学校さん。

 

　中体連の強豪チームに胸を借りながらも、どれだけ通用するか少し楽しみにしていたのだが、さすがに相手が強すぎて白星を手にするには至らなかった。

 

　しかし、練習の成果がはっきりと見えた時間帯もあったし、個人課題をクリアしている選手もいたので、概ね合格点を与える事が出来るＴＲＭとなった。

 

　残念ながら、“春”へ向けて多くの事を学ぶ為のＴＲＭなのに、中途半端に［勝敗］を意識して課題を貫けない精神面の弱さを露呈したゲームもあったが、これもまた勉強である。

 

　当然かもしれないが、現時点では｛心技体｝の全てが足りない。しかし、間違いなく｛心技体｝の全てが成長している。

 

　「今より少しでも上へ・・・・・」と考え、常に向上心を持って取り組んでいる限り、「これで完璧。もう何も言う事はない」という状態には絶対にならない事は分かっている。

 

　最近のブログで度々書いている、ファルベンイレブンの素晴らしい成長。高い向上心を持って直向に練習へ取り組み、緩やかながら確実に目標へ近づいている。

 

　今はまだ、強豪チームには勝てない。そして、今はそれで良い。格上の相手でも、劣勢な試合展開でも、魅力のあるサッカーで白星を手にする事が出来るのは、もう少しあとの話。

 

　明日も、強豪中体連チームとのＴＲＭが組まれている。今は、愚直に課題へ取り組んでもらいたい。近い将来、自分達の理想とするサッカーを実現する為に・・・・・。