レッスン１からやり直し

　『第９回福岡市長杯』グループ予選リーグ初日。天気良し、気温良し、ピッチ良し、対戦相手良しと、良いこと尽くめで最高の初日となった（アップ場所も人工芝だったし・・・・・）。
 
　特に、対戦相手は最高で、初戦の箱崎中学校さんはとにかく集中力が高かったし、攻守における全てのプレーが全力でとても素晴らしかった（結果は引き分けだが、内容は完敗）。
 
　また、２戦目の席田中学校さんも素晴らしく、最後まで戦う姿勢を崩さない強さを学ばせて頂いた（初日から学ぶ事が多い試合を経験できたので本当にありがたかった）。
 
　しかし、残念ながらファルベンイレブンのパフォーマンスはお寒い限りでとても情けなかった（ベンチに座っているだけで凍え死ぬかと思った）。
 
　対戦した両チームは、ファルベンイレブンに足りないものを持っていた。そして、その足りないものこそが、第１期生から脈々と受け継がれている最も大事な“根”の部分である。
 
　第１２＆１３期生は、なかなか積み重ねが上手くいかないと思っていたが、今日の試合に臨む姿勢で理由がはっきりとわかった。現在のチームには、全く“根”が張っていない。
 
　これは、もちろん監督である私の責任である。上へ伸ばす事だけを考えていた。魅力的な花を咲かせる事だけを考えていた。“根”は、しっかり張っていると思い込んでいた。
 
　後悔しても仕方ない。今冬は、短期間での加速度的な急成長を狙って取り組んでいたのだが諦めた。｛急がば回れ｝。｛春｝まで３ヶ月しかないが、地道にレッスン１からやり直したい。