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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 『全日本CJYサッカー選手権大会』福岡支部グループ予選リーグ最終日。今日は、“8分の1決戦”への出場権を勝ち取るか、またクラブワースト記録を塗り替えてしまうのかという、第10期生にとってはとても大事な1戦であった。

 この大一番に、素晴らしい集中力で試合に臨めた選手は半分いたが、緊張したのか足が動いていない選手も半分いた。しかし、風上の利と集中していた選手の活躍で、中途半端なチーム状態にも拘らず、開始10分で3得点のリードを奪ってしまった。

 この、思いがけないハンデが余計だったのか、残り40分もあるのに「よし!この試合勝った!!」という妄想が、ファルベンイレブンの頭を支配してしまった。油断や慢心からは、決して素晴らしい結果は得られないという事を何度も確認してきたつもりであったが・・・・・。

 大切な事は、過去の“失敗”を次の“成功”へ繋げることであり、この部分がファルベンの強みである。失敗して→課題に取り組んで→成功に繋げる。いつかのブログにも書いたが、課題への取り組みの甘さと責任感の薄さが今回の結果であろう。

 ファルベン初となる、新人戦に次いでのフレンドリーマッチ。【勝点0】も、平均得点【1、25】も、平均失点【2、75】も、全てワースト記録である。特に、粘り強さが魅力のファルベンDF陣が崩壊した事は残念であった。

 過去9年間の選手権支部予選平均失点は、【1、25】程度である(最も悪い時でも、1点台)。守備に関しては、個の能力も大切であるが、やはり組織力が重要であろう。その部分が劣っていると言う事は、すなわち指導者の能力が低いと言う事である。

 今大会は、様々な部分で“自分の甘さ”に気付かされた。もちろん、この半年間のチーム状態が厳しかった事もある。しかし、もっと徹底してやらなければならない事がたくさんあった。完全に私の考えが甘く、【県大会】を目指せるまでの実力を持たせる事が出来なかった。

 ファルベンイレブンは、とても頑張っている。私が、彼らの力を引き出す手段を完全に誤っただけである。“夏に向けて”は、今度こそ妥協する事無く徹底して取り組みたい。このまま、手ぶらで第10期生を引退させる訳には行かない。

 やる事は限られているし、決して難しい事ではない。結局は、“やる”か“やらないか”だけである。とにかく、原点に帰って、“直向に”・“コツコツと”・“全力で”前に進みたい。決して振り返る事無く、決して下を向く事無く、決して立ち止まる事無く・・・・・。

 しかし、今日の試合は不思議な試合であった。Jrユースの試合だけでも、ゆっくり1000試合以上こなしているが、初めて経験する内容であった。10分間の天国と、40分間の地獄。「色んな試合があるんだな~」と変な感覚になったが、新しい経験に感謝したい。

 今年度は、わずか4試合の寂しい『選手権大会』となったが、全ての試合で多くの事を学んだ素晴らしい大会となった。後は、この経験を今後に繋げるだけである。対戦の中で学ばせていただいた4チームには、次のステージでも素晴らしい結果を残してもらいたい。
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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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