弱さを強さに変えて・・・・・

　『第２７回福岡県ＣＹ（Ｕ－１４）サッカー大会』福岡支部決勝Ｔ初日。ピッチコンディションは予想以上に良かったが、最初から最後まで小雨がぱらつく中途半端な天気であった。

　しかし、勝てば【県大会出場】が決定するという状況の試合だった為、初戦から見応えのある熱戦が繰り広げられたので最高に面白かった（きっと来週は更に熱いだろうな～）。

　そのような中、唯一ワンサイドゲームの試合が・・・・・。それは、［ファルベン 対 ラパシオン］のカード。盛り上がったのは、格下のファルベンが先制した最初の１０分間だけ・・・・・。

　もちろん、ＦＣラパシオンさんの方が圧倒的に強いので大敗には納得しているが、純粋なチャレンジャーとしてもっと勇猛果敢に戦ってほしかった（粘り強さが足りなかったな～）。

　力の差が歴然である相手にミラクルを起こすには、絶対に気迫だけは上回らなければならない。劣勢な展開が続く中で弱さを見せれば、どこまでも延々に転がり落ちてしまう。

　今日は、まさにそんな感じの試合であったが、監督としては全く落ち込んでいない。何故ならば、自チームの弱さとＦＣラパシオンさんの強さを正確に分析できているからである。

　この内容と結果は、私の中で［９０％］以上は“ある”と思っていた。そして、大事なのは、遅くても｛夏｝までに、早ければ｛春｝までに追いつく事である（第１３期生の良い例もあるし・・・・・）。

　つまり、現時点では到底敵わない超強豪クラブに対しては「例年通り」という事。目標になるチームが存在するのは素晴らしい事なので、今日の大敗は確実に今後の成長へ繋げたい。

　来週は、ラストチャンスの決定戦へ参加する権利をかけてＦＣアヴァンツァーレさんに挑む。今日の試合を見る限りでは、ありがたい事に来週もまた純粋なチャレンジャーである。

　試合途中で心が折れてしまった弱さが、来週には劣勢な展開でも歯を食い縛って耐えられる強さに変わる事を期待している。ファルベンイレブン諸君！！まだまだこれからだぞ！！