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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 第10期生(中学3年生)イレブンの引退と、第11&12期生イレブンのスタート。この1週間は、驚くほど猛スピードで時間が進み、かなり疲労が溜まっている。
 
 しかし、疲労は溜まっているが、決して不快なものではない。涙が溢れ出た感動的な引退試合と、“ワクワクドキドキ”で夢と希望に満ち溢れている新チームのスタート。
 
 疲労は、単純に体力的なものであり、気持ちはとても充実している。頭もしっかり働いているし、練習メニューも無限に浮かんでくる(早く練習がしたい)。
 
 今週&来週は、試験が入る学校が多い為、全員揃っての練習は難しいだろうが、週末はTRMもあるので、楽しみながらのんびりと選手育成&チーム作りをしていきたい。
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 今日は、長いブログを2つも更新したので、夜に書く予定はなかったのだが、習慣とは恐ろしいもので、ついついパソコンの前に座っている。

 しかし、変わった出来事がない平和な1日だったので、特に書く事は何もない。愛娘が騒いでいるので、本でも読んであげながら寝かしつつ、私も早めに就寝したい。
{最高の引退大会}~前編~は、予想以上にかなりの長文になってしまったが、それだけ感動の大きい最高の試合だったという事である。
 
 次は、準々決勝に臨むファルベンイレブンであるが、超強豪クラブを相手に“ミラクル”を起こした事で、「2連覇しよう」という気持ちが強くなっていた。

 準々決勝前のアップ時に、「さっきの試合、4点差になってもよく最後まで抜かずにやりきったね」と声をかけると、「選手権大会で懲りてますから」という答えが返ってきた。
 
 『選手権大会』では、3点差を大逆転されるという悪夢を経験した。しかし、ファルベンイレブンは、しっかりと経験を糧にして次に繋げてくれた。
 
 まさに、“成長”が魅力のファルベンイレブンである。第10期生は、{不戦敗}・{怪我人続出}・{どん底}・{悪夢}を経験してきたが、全ては無駄ではなかったと実感できた。
 
 大きな成長を遂げた第10期生率いるファルベンイレブンが準々決勝で対戦した相手は、筑後支部予選を常に上位通過して、県大会でも素晴らしい成績を残している筑後FCさん。
 
 とにかくOF陣が強力で、スピードがあり技術も高く、左右中央どこからでもゴールを狙えるバランスの取れた本当に素晴らしいチームであった。
 
 ファルベンDF陣(4バック)は、3名が2年生なので、どれだけ相手の猛攻を凌げるかがポイントであったが、1回戦同様GKを中心に本当に素晴らしい守備を“魅せて”くれた。
 
 1回戦で、持っているもの全てを出し切ったので、体力的にはかなり限界であったが(インターバルも90分しかなかったし・・・・・)、気力を振り絞って戦っていた。
 
 しかし、前半18分に不運なPKを与えて先制点を許し、同22分には「絶対にオフサイドだろ」というポジションにいた選手にボールが渡ったが、何故かフラッグは上がらず2失点目。
 
 かなり納得のいかない2つの失点であったが、ファルベンイレブンは決して切れる事無く、「絶対に3点目は許さない。そして絶対に1点取りに行く」という姿勢で戦い続けた。
 
 本当に、第10期生は“精神面”が大きく成長した。戦力差が歴然としている対戦相手に、しかも疲労困憊の状態で諦めずに向かって行ける。その姿は、とても感動的で美しかった。
 
 ラスト10分は、最後の力を振り絞り、無理矢理体を動かして、とにかく全員で相手ゴールに迫って行ったファルベンイレブン。
 
 そして、その頑張りが報われる瞬間がやってきた。皆の熱い気持ちを乗せたボールを受け取った第10期生キャプテンが、相手DF陣の体を張った守備を振り切りループシュート。
 
 何度もブログに書いているが、第10期生キャプテンは、昨夏に{腰椎分離症}の診断を受けてから、実に8ヶ月以上も現場から離れていた。
 
 リーダーシップがあり、広い視野でゲームを作り、常に得点チャンスを窺っているアグレッシブな性格で、常に体を張ってプレーしてくれる理想的なキャプテンである。
 
 ベンチから見ていたら、角度的に“微妙”だったのでドキドキしたが、そのシュートが見事にゴールネットを揺らした。時間は、後半59分であった。
 
 ロスタイムがあまりない事は分かっていたので、プレーを急いでゴール前に早くボールを入れるように指示を出したが、さすがに時間が足りずにタイムアップ。
 
 これが、第10期生イレブンの引退試合となったわけであるが、今後に繋がるゴールを決めて締め括れた事には相当に大きな意味がある。
 
 今後とは、“受験”であったり、“高校サッカー”であったり、“人生”そのものであったりであるが、諦めずに直向な姿勢で最後まで戦えた事が素晴らしかった。
 
 途中で諦めたり、投げ出したり、逃げ出したりする事で得るものは何もない。“最後までやりきる事”が大切であり、それが今後に繋がっていくのである。
 
 レベルの高いカップ戦で、【優勝】のタイトルを歴代最高となる3つも手にしている第10期生イレブンであるが、公式戦ではクラブワースト記録を塗り替え続けてきた。
 
 しかし、最後の公式戦で、{福岡県ベスト8}という歴代の先輩達に負けない胸を張れる成績を残してくれた(しかも、最高の試合内容で・・・・・)。
 
 第10期生イレブンが、3年間で手に入れた財産は本当に大きい。そして、引退大会で確信したが、彼らがその財産の使い道を間違う事は決してないだろう。
 
 正しい伝統を受け継いで、正しい練習を積み重ね、正しい姿勢で試合に臨み得た貴重な財産を、正しく使い“今後”に活かしてもらいたい。
 
 長文が2つ続いてしまったが、まだ書き足りないほど第10期生イレブンには感動を貰った。彼らの“今後”が、眩しく光り輝くものである事を心から祈っている。
 週間天気予報を見る限りでは、最高気温が[30℃]を超える事はもうなさそうである。気温だけではなく、空模様や服装もすっかり秋めいてきた。
 
 夏から秋へ・・・・・。第10期生から第11&12期生へ・・・・・。季節は変わり、時代が変わる。第10期生イレブンのおかげで、今年も実に最高の形で引継ぎが出来た。
 
 一昨日は、『第10期生引退式』が行われた為、最高だった引退試合の詳細を書く時間がなかったので、今日改めて感動に浸りながら書いてみたい。
 
 第10期生イレブンの引退大会は、先輩である第9期生が昨年【優勝】した『第25回福岡県CJYサッカートーナメント』(つまり、今年はディフェンディングチャンピオンとして出場)。

 予選リーグでは、『CJYサッカー選手権』の県大会出場チームが2クラブも入る厳しいグループであったが、見事に勝ち抜き決勝Tへ駒を進めた。
 
 しかし、決勝T1回戦の対戦相手が、よりによってBUDDYFCさん。『選手権』や『高円宮杯』で、当然のように県大会へ進出している福岡県屈指の超強豪クラブである。
 
 『新人戦』では、激戦の福岡支部予選を圧巻の1位通過(ちなみに、ファルベンは22位)。どれだけの“実力差”があるかは歴然であるし、私のくじ運の悪さも相変わらずである。
 
 ファルベンイレブンは、「絶対に勝つぞ!」という並々ならぬ決意で試合に臨んだが、「この試合が最後かもしれない」という思いもあり、本当に全てを出し切って戦ってくれた。
 
 私は、ファルベンイレブンが絶対的な戦力差をひっくり返す“ミラクル”を何度も見てきた。その時は、決まって「ありそうだな」と感じる雰囲気がある。
 
 そして、この日もその雰囲気は感じていたが、「そんなに甘くない」という現実も多々見てきている。しかし、やはり“ミラクルファルベン”は凄かった。
 
 どのような状態で戦っていたかは、一昨日のブログにも書いたが、とにかく集中力が高く、全員が自分の持っている力を発揮して最高のパフォーマンスを“魅せて”くれた。
 
 両クラブとも持ち味を出した好ゲームとなり、互角で一進一退の展開が続いたが、前半17分に均衡を破り先制したのは・・・・・まさかのACファルベン!!
 
 鍛えられたBUDDYのDF3名に囲まれながらも、スピードを落とす事無く力強いドリブルで強引に突破してゴールを決めたのは、ファルベンが誇るスーパーエースストライカー。
 
 1年生時から、常にゴールを目指すスタイルを貫き、ファルベンで積み上げたゴール数は、何と“285”。同26分には貴重な追加点も叩き込み、エースとしての役割を見事に果たした。
 
 前半のスコアは[2-0]で、誰も予想しなかったファルベンリードの展開。文句のつけようがない内容と結果に、ハーフタイムの指示は特になし。「前半と同じ事をやろう」とだけ一言。
 
 後半は、さすがにBUDDYFCさんが積極的に攻撃を仕掛けてきたので、かなり苦しい時間帯が多かったが、GK&DFが驚くべき集中力でゴールを許さない。
 
 そして、後半45分。最も苦しい時間帯に、値千金の3得点目を奪ったのは、いつも笑顔でチームを盛り上げてくれるムードメーカーの副キャプテン。
 
 持ち前のスピードを活かし、エースストライカーに見劣りする事のない豪快なドリブル突破から、しっかりとゴールへシュートを打ち込んでくれた。
 
 通常であれば、残り15分で3点差ならば決着であるが、ファルベンとBUDDYFCさんの戦力差が、全くファルベンイレブン&サポーターに安心感を与えない。
 
 私も、「早く終わってくれ」と祈っていたが、この日のファルベンイレブンは頼もしかった。攻撃の手を緩める事無く、貪欲に4点目を狙っていた。
 
 右サイドからの大きな展開に反応したのは、先制&追加点を決めたエース。左サイドライン際でボールを落ち着かせたと思った瞬間に、鋭いグラウンダーのセンターリングを中央へ。
 
 そこへ飛び込んできたのは、この試合のMVPであるファンタジスタ。“魅せる”技術で相手DFを翻弄し、余裕たっぷりでゴールへボールを流し込む。実に、“らしい”ゴールであった。
 
 終わってみれば、まさかの[4-0]というスコアでの完勝。まさに、“ミラクル”。全員で勝ち取った最高の勝利であった。
 
 昨日、最高の引退試合で中学サッカーを締め括った第10期生(中学3年生)の先輩達から、しっかりとバトンを受け取った第11&12期生イレブン。
 
 早速、新チームTRM第1弾(午前)とホームグラウンドでの練習(午後)に取り組んだが、第10期生の感動的な姿に触発されて、かなり良いテンションでスタートを切る事が出来た。
 
 新チームTRM第1弾は、中体連の強豪チームである和白中学校さんに胸を貸して頂いたが、身体能力の高い選手が多くパス回しもスピーディーで、さすがにかなり強かった。
 
 新チームは、2年生が5名しかいないので、最低でも1年生が6名ピッチに立たなければならない。また、体格的にも小さな選手ばかりなので、今日は打ってつけのTRMであった。
 
 どこのチームと対戦しても、間違いなく相手の方が大きくて速いのだが、和白中学校イレブンの体格と身体能力は、新人戦チームとしてはかなり立派である(もちろん技術も高い)。
 
 新チームの初陣が、どのようなものになるかとても楽しみにしていたが、試合展開はかなりイメージ通りだったし、{勝てる}ポイントと{負ける}ポイントも予想通りであった。
 
 ホームグラウンドでの練習も、とても良い雰囲気で取り組めたし(怪我人が多い事は気になるが・・・・・)、まずまずの新チーム初日となったので良かった。

 第11&12期生イレブンには、歴代の先輩達のように素晴らしいチームを作り、格好良く笑顔で引退できるように、1つずつ正しい練習を積み重ねて大きく成長してもらいたい。


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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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