登りはじめたばかり

　今日も雨。練習開始時間（１８時）までには止むと思っていたが、結局１日中降っていた。気温が低く風も冷たかったが、ファルベンイレブンは元気一杯で練習に取り組んでいた。

　やるべき事は山積しているが、今は我慢強く基礎を繰り返している。技術的な基礎練習だけではなく、取り組む姿勢の見直し等、ファルベンイレブンとしての正しいあり方も確認している。

　毎年の事であるが、ある時期に壁にぶつかり、ある時期に乗り越える。今年の場合は、壁と言うよりも、頂が見えない大きな山と表現した方が適切かもしれない。

　第１０・１１期生は、今まさに山を越えるべく登りはじめたばかりである。「春に向けて」の山は、かなり高く険しいが、歩みは遅くとも決して止まる事無く進んで行きたい。

練習の時間帯だけは・・・・・

　先週は［祝日］、今日は［雨］の為、毎週楽しみにしている“火曜日の練習”に取り組めない。順調に進んでいただけに、とても残念である。

　週間天気予報を見ると、［雨］と［晴れ］が不規則に並んでいたが、“火曜日”も“木曜日”も“Ｊｒユース”も大事な時期なので、せめて練習の時間帯だけは［晴れ］てほしいものである。

　仕事の方は、昨日・一昨日と頑張ったおかげでかなりゆとりがある。夜遊び好きな不良娘が暴れているので、少しだけ相手をして、今日は早めに就寝したい。

ベスト記録更新を目指して

　様々なワースト記録の更新が予想された新人戦であったが、不戦敗という“珍記録”を除くと、更新されたのは、福岡支部予選の順位だけであった。

　まだ、順位決定戦が残っているので、正確な順位は確定していないが、２５チーム中［２２～２５位］である事は間違いない。

　大会が始まる前から予想していた順位ではあるが、歴代ワースト記録［１３位］を大きく更新してしまった。

　しかし、監督としては、今回の成績をかなり前向きに考えている。理由は、「春に」ランクアップのベスト記録を更新する可能性が高いからである。

　歴代ベスト記録は、［新人戦１２位］→［選手権２位］という１０ランクアップである。成長するクラブの象徴であるファルベンにとって、５～７程度のランクアップは珍しくない。

　新人戦で支部予選敗退を経験し、選手権で県大会（更に九州大会）進出というパターンが、ここ数年続いている。

　レベルの高い選手が揃っているクラブを相手に、ファルベンのような形態をとっているクラブが結果を出す為には、少なくとも２年以上かかるという事である（普通は、２年で追いつく事も容易ではない）。

　なかなか評価される部分ではないが、ファルベンのランクアップ率は異常なほど高い。『２０１０ＣＪＹ選手権』では、ベスト記録更新となる［１１］以上のランクアップを目指したい。

　昨日と今日で、それが実現する為の練習メニューを作成した。かなり時間はかかったが、自画自賛の完璧なものになった。

　今週と来週は、試験が入るので本格的な再スタートとはいかないが、新人戦順位決定戦（ファルベンは最下位決定戦）が行われる３連休明け辺りから、本格的に取り組みたい。

“らしさ”を忘れずに・・・・・

　昨日に続き、今日も【夏日】の中で試合を行ったが、予想通りの“結果”と予想外の“内容”になってしまった。

　“結果”に関しては、あえて書くまでも無いだろうが、“内容”は驚くほど残念なものであった。「こんな日もある」と言ってしまえばそれまでだが、“春に向かう”気持ちが感じられなかった。

　［チャレンジ］・［積極的］・［直向き］・［頑張り］・［全力］・・・・・というような、ファルベンイレブン“らしさ”が全く見えず、本当に寂しかった。

　明日から、気持ちを新たに“春へ向けて”歩みだすファルベンイレブンであるが、偉大な先輩達から受け継いだ、“らしさ”だけは忘れずに頑張ってもらいたい。

　話は変わるが、つい先ほど第１期生キャプテンに“祝福”の電話をしてみた。日間ＭＩＰを獲得する活躍にも、相変わらず謙虚な姿勢であったが、次の大会でも更なる活躍を期待したい。

　

【夏日】

　「暑いね～」・・・・・「暑いですね」・・・・・「しかし、本当に暑いね」・・・・・今日１日で、このような会話が何回あっただろうか。

　１１月というのに【夏日】。本部にいても、審判をしても、ベンチにいても、何をどのようにしても暑かった。明日も暑いらしいので、半袖の審判着とハーフパンツを忘れないようにしたい。

　そのような暑さの中、今日はＦＣラパシオンに勉強させていただいたファルベンイレブンであるが、かなり収穫の多い試合となった。

　“やるべき事”を理解し始めた選手が増えてきたので、少しはサッカーらしくなってきた。あと２～３人の選手が反応してくれると面白くなるのだが、「春に向けて・・・・・」焦らずに根気強く育てて行きたい。

　『九州一周駅伝』も、福岡が見事に５連覇を達成して幕を閉じた。第１期生キャプテンも、第４日目に続いて２回目の“区間賞”で、勝利に大きく貢献したようである。

　ルーキーながら４回も出走し、２回も区間賞をとる活躍を“魅せて”くれたので、監督の期待に十分応えたと言って良いのではないだろうか。

　明日は、新人戦グループ予選リーグの最終戦となるが、ファルベンイレブンには、第１期生キャプテンの活躍に肖って、素晴らしいパフォーマンスを発揮してもらいたい。