“やや劣勢”が理想的

　１週間後に『新人戦』が開幕するという事で、この３連休はＴＲＭ尽しで調整を行ったが、結論から言えば“大正解”のスケジュールであった（収穫だらけの有意義な３日間となった）。

　特に、今日は春日イーグルスさんやファインルースさんといった強豪クラブチームを相手に大変タフな試合を経験できたので、精神面でも二回りくらい大きくなったような気がする。

　その時々のチーム状態によるが、やはりＴＲＭは基本的にファルベンよりも強いチームを相手にしての“やや劣勢”という試合展開が最も理想的である（今日がまさにそれだった）。

　課題は多いし、安定感はないし、選手層も薄いが、どうにか“本番”で戦う為に必要な最低限の準備は出来た。あとは、平日練習で最終調整を行って大事な初日を堂々と迎えたい。

　充実した３連休を終えて、明日はリフレッシュ休日・・・・・だと最高に幸せであるが、またまた休み無しで働く日々が続く。“本番”前に倒れないように気を付けたい（本当にきついな～）。

競争意識が芽生えてきた

　昨日に続き、今日も『新人戦』へ向けてのＴＲＭに臨んだファルベンイレブンであったが、そこそこ気温が上がった為か予想以上に動きが悪くてかなり苦しんだ（鍛え方が足りないな！）。

　しかし、悪いなりに自分達で試合中にある程度は修正していたし、ミス絡みの失点や厳しい時間帯などもどうにか崩れずに持ち堪えていたので、決して悲観するような状態ではない。

　また、トップとセカンドのメンバー入れ替えなどで競争意識が芽生えてきた選手も出てきたので、今後は試合だけではなく平日練習なども何かと激しくなりそうでとても楽しみである。

　明日は、３連休を締め括る強豪クラブとのＴＲＭに臨むが、今日以上に気温は上がるようなので、ファルベンイレブンには気合を入れて戦ってもらいたい（暑さに負けたら話にならない）。

　話は変わり、このブログのリンクにも張り付けてある［ＡＣファルベンサポート］は、本当にいつ見ても素晴らしい写真ばかりである（しかも更新が早く枚数も多いので存分に楽しめる）。

　これは、第１５期生の保護者様によるブログであるが、選手の表情が実に魅力的だし躍動感もあるので、現場のリアルな雰囲気がしっかりと伝わってくる（引退大会は最高だったな～）。

　おそらく、ファルベン関係者以外の方が見ても面白くないだろうが、今やファルベンには欠かせない重要なブログとなっている（かなり大変でしょうが今後も宜しくお願い致します！！）。

　ファルベンイレブンには、このように高いモチベーションを与えてくれる素晴らしいサポーターがたくさんいるので、皆様方の期待に応えられるようにそれぞれ頑張ってもらいたい。

寒さが勝るＴＲＭ

　朝は、そこそこ涼しくて良い感じ。昼は、適度に気温が上がり心地良い日が差して良い感じ。しかし、日が傾くにつれて気温がぐんぐん下がり体が震えるほど寒かったので嫌な感じ。

　とりあえず、これに関しては単純に服装で調整は出来るので問題ないが、今日は風が強かった事もあり、１８時の解散時は本当に寒くて辛かった（今更だがやっぱり寒いのは苦手）。

　そのような寒暖差が激しい気候の中で、ファルベンイレブンは『新人戦』へ向けたＴＲＭに臨んだが、こちらは少しばかり寒さが勝るパフォーマンスが目立ったのでとても残念であった。

　幸い、対戦相手のレオン福岡さんとわかばＦＣさんが素晴らしいチームだったので収穫は多かったが、エース不在というある意味貴重なＴＲＭだっただけにもっと頑張ってほしかった。

　また、ベンチ指示に対しての理解と行動も選手によって大きな差が出てしまった。トップとかセカンドとかは関係なく、全選手が一丸となって鋭く反応してくれなければ本番は戦えない。

　とにかく、いよいよ来週には本番が始まるので、明日・明後日のＴＲＭで無理矢理にでも修正したい。そして、今日アピールできなかった選手達にも奮起を促したい（頑張れよ！！）。

夢のスタートライン

　今日は、とても嬉しいニュースがあった。それは、第６期生キャプテンから届けられたもので、「東先生！お久しぶりです。教員採用試験に合格しました！！」という内容であった。

　香住丘高校から福岡教育大学へ進学して、小学校の先生になるべく日々勉強に励んでいた第６期生キャプテンであるが、甲斐あってようやく夢のスタートラインに立つ事が出来た。

　第６期生キャプテンは、言うまでもなくサッカー＆勉強のどちらも素晴らしく優秀であるが、何よりも誰もが認める魅力的な人間性を持つ最高の選手であった（心から尊敬できる）。

　おそらく、第６期生キャプテンを知る人物ならば誰もが思うだろう。「小学校の先生か～。まさに“天職”だな！！」と。それだけ、教育者として絶対的に必要な資質を確実に持っている。

　現時点では、まだ卵の状態であるが、きっと将来は伝説の教師になるだろう。厳しい競争を勝ち抜き、自分の夢を叶えた第６期生キャプテンを心から祝福したい。「おめでとう！！」。

 

チーム作りは難しい

　早いもので、私も今年で指導歴が２０年になるが、未だにチーム作りは難しいと感じる。少人数の難しさ。大人数の難しさ。伝える難しさ。導く難しさ。勝利掴む難しさ。育成の難しさ。

　私は、基本的に“引退大会”へピークを持っていくように心掛けている。そして、高校年代は当然であるが、常に遥か先を見据えて指導をしている（もちろん短期的な目標も多々ある）。

　しかし、道半ばにして足が止まりそうになるような辛い出来事は何度もある。もちろん、選手は監督以上に様々な悩みを抱えながらも健気に歯を食い縛って歩を進めているのだろう。

　また、決して１人では乗り越えられない壁は幾つも存在する。私も、ファルベンイレブンやサポーターの皆様方。そして、頼もしいコーチ陣に助けてもらいながら何とか前へ進んでいる。

　きっと、ファルベンイレブンも大好きなチームメイトや尊敬するＯＢイレブンなどに支えられているのだろう。大切なのは、全員の気持ちを１つにまとめる事。そして、それが最も難しい。