“決戦”で発揮してこそ報われる

　『第２３回福岡県ユース選手権 兼 高円宮杯』福岡支部予選１回戦。倒れるような暑さを覚悟していたが、雲のカーテンが空を覆ってくれたおかげで絶好のサッカー日和となった。

　今年度は、支部予選から一発トーナメントという事で、全ての試合が手に汗握るような緊張感のある展開となり、ベンチから観ても、本部から観ても、審判をしても面白かった。

 

　もちろん、ファルベンの試合も同様で、［７０分］という長い試合時間にも拘らず、落ち着いて観ていられる時間帯は１度も訪れなかった（面白かったが、楽しめなかった）。

 

　試合内容も、攻守にバランスが悪く流れを作れなかったし、全体的に集中力を欠いたプレーが目立ち、キャプテン不在という状況が予想以上に響いて厳しかった。

 

　明日は、【県大会出場】をかけた“決戦”に臨む。中体連筑前王者が相手でも、先週の“決戦”と同じ事が出来れば勝機は十分あると思うが、今日と同じ事をしたら惨敗必至である。

 

　今まで時間をかけてコツコツと積み重ねてきた努力は、“決戦”でベストパフォーマンスを発揮してこそ報われる。ファルベンイレブンの“勝負強さ”に期待したい。