「感動した！！」

　『第２５回福岡県ＣＪＹサッカートーナメント』決勝Ｔ１・２回戦。ファルベンにとっては、かなり良い思い出ばかり残っている日本精工Ｇで、第１０期生イレブンが中学サッカー最後の公式戦に臨んだ。

 

　今夜は、『第１０期生引退式』があるので、詳細は明後日辺りに書こうと考えているが、本当に最高の引退大会となった。全選手が、休む事無く献身的に走り、仲間の為に、チームの為に、体を張り全ての力を出し切って戦ってくれた。

　昨年の第９期生は、同大会で【優勝】して引退となったので特別であるが、“負けて引退”というパターンでは、歴代最高の内容で満足度の高い“引退試合”となった。第１０期生の頑張りにつられて、第１１＆１２期生の後輩達も頑張ってくれた。

 

　昨日のブログで書いたように、第１０期生イレブンには様々な体験をさせてもらった。しかし、終わってみれば「何だかんだで、やっぱりファルベンイレブンは、ファルベンイレブンだな～」としみじみ感じた。

 

　想いが伝わる事の嬉しさ、積み重ねてきたものが正しかったと実感出来る事の嬉しさ、先輩達から受け継いだ伝統を無事に後輩達へ繋いでくれた事への嬉しさ、“楽しく全力”でというファルベンサッカーを“魅せて”くれた事への嬉しさ。

 

　私は、卒業式で泣く事はあっても、引退試合で泣く事はなかった。理由は、｛文武両道｝を掲げるファルベンにとって、引退試合は途中経過という状態だからである。まだ、｛受験｝という戦いが残っているので、ファルベンイレブンとしての行動は続く。

 

　しかし、あまりに素晴らしく感動的な引退試合を“魅せられて”感極まって泣いてしまった（最後の得点シーンで既に泣いていた）。試合終了後、「全てを出し切って、悔いがない戦いが出来た選手」と問いかけたところ、全員が手をあげてくれた。

 

　今日、全員で戦って得た“勝利”と“敗北”は、間違いなく第１０期生イレブンの今後に大きな財産として残るだろう。そして、その光り輝く姿を目に焼き付けた後輩達の今後にも、確実に繋がっていくだろう。

 

　第１０期生諸君！！君達の大きく成長した逞しい姿を目の当たりにして、先生は本当に「感動した！！」。今まで共に歩み、戦い、幾つもの試練を乗り越えてくれてありがとう。君達が、自分の教え子である事を心から誇りに思うよ。

 

　そして、今日の引退試合は、２試合とも間違いなく第１０期生イレブン過去最高の内容だったよ。最後の最後で、ファルベンイレブンらしく戦ってくれた事、自分の持っている全てを出し切ってくれた事に感謝します。

 

　明日からは、｛文｝の方へ１００％の力を注ぐ事になりますが、君達なら絶対に春を“笑顔”で迎えられる結果を残せます。自分達の力を信じて、また新たな戦いに臨んで下さい。これからも、君達を見守り応援し続けます。最後に一言・・・・・「ありがとう」。