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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 先週の金曜日から今日までブログを書きまくっているが、まだまだ書き足りないほど充実した九州大会であった。明日以降は、引退大会や新人戦に向けての内容ばかりになると思うので、今日中にたくさん書いておきたい。

 今回は、チームとしては通用しなかった部分が多かったが、個人としては十分通用していた選手達がいたという内容で書いてみたい。

 今大会で、能力の高さを感じた選手が3人いた。まず1人目は、1年生時からレギュラーとしてDF陣の指揮を取っているスイーパーの選手。体も心もリーダーシップも強く、私が最も信頼している選手である。

 もちろん基礎技術もしっかりしており、特にキックの技術はとても素晴らしい。しかし、この選手の最大の魅力はサッカーに対する溢れんばかりの情熱である。どのような試合展開でも、後ろからチームメイトを鼓舞してくれる。

 今大会は、かなりの失点を重ねてしまったが、ファルベン史上最高のDF陣を束ねる男の実力は、間違いなく九州大会レベルに達している事が確認できた。

 続いて2人目は、以前に【散髪】の話で登場した第9期生が誇る天才ドリブラーである。ご両親の愛情で坊主頭になったお茶目な選手であるが、九州大会でもその才能は光り輝いていた。

 1・2戦目も、スピードに乗ったドリブルで相手の守備組織を何度も崩してチャンスを作っていたが、圧巻は最終のアビスパ戦であった。

 チームとしては、全くと言っていいほど何も通用しなかったが、このスーパードリブラーだけがスーパーなテクニックで王者に対して果敢に挑んでいた。

 その“魅せる”ドリブルは、アビスパ福岡さんのスーパーな選手達にも十分通用していた。サッカーはチームスポーツであるが、“個”で組織を崩壊させるテクニックを持つ選手は実に魅力的である。

 最後は、スピードキングのFWである。6年生からサッカーを始めたので、基礎技術はチーム内で最も低いと言っていいだろう。

 しかし、スピードはサッカー経験と関係なく通用するものである。相手選手を置き去りにする圧倒的なスピードは感動すら覚える。舞台が芝のピッチだっただけに、その速さは余計に際立った。

 その他にも、スイーパーの選手と共に1年生時からファルベンのゴールを守り続けている守護神や、いつも相手エースストライカーを封じ込めるという大役を果たしているストッパーなど九州大会レベルの選手はたくさんいた。

 そして、全選手がまだまだ未完成なので、ファルベンイレブンは今後さらに大きく成長する事だろう。ハーフタイムや試合後に、「楽しかった」と充実した笑顔が見えた選手が多かったので、彼らもきっと「自分はこのレベルでも通用する」という実感があったに違いない。

 選手を大きく成長させる大舞台に立てた事は、本当に大きな財産となった。チームとして結果は残せなかったが、決して自信を失う内容ではなかったし、むしろ自信をつけた選手が多くいたので良かったと思う。また1つ、九州大会進出の価値を見出せた。
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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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