木曜日の練習＜５＞

　“木曜日の練習”を見ていると、「中学生よりも小学生の方が吸収する能力が高いな～」と毎年のように思う。おそらく、ミスを恐れず好奇心のまま行動できる部分が強みなのだろう。
 
　「サッカーが上手くなりたい！！」という純粋な気持ちがストレートに行動に出る。だからこそ、何事にも積極的にチャレンジするので成果が出るのも早い（本当に目が輝いている）。

　もちろん、中学生だろうが高校生だろうが純粋な反応を見せる選手は幾らでもいる。あくまでも、現場で選手を２０年観てきた結果、「小学生の方が・・・・・」と感じるというだけの話である。
 
　現在の“木曜日の練習”は、Ｊｒユースのトップチームに近い課題へ取り組んでいるが、実に驚くべきスピードでサッカーの質が上がっている（最近は５年生まで良い感じである）。
 
　ここまで反応が良いと一気にレベルを上げたくなるが、まだ基礎編の６月なので焦らずゆっくりと育てたい。低学年も元気一杯だったし、今日も楽しく充実した“木曜日の練習”であった。