開幕戦で熱気はピーク

　『第１０回福岡市長杯』グループ予選Ｌ初日。天気は、午前｛曇時々雨｝、午後｛曇後晴｝という徐々に回復していくパターンだったので最高だった（何よりあまり寒くなかったし・・・・・）。
 
　しかし、ピッチコンディションは、最初から最後までず～っと最悪（例えるなら沼）。おかげで、各チームのイレブン達は、四苦八苦しながらのゲームメークを余儀なくされた。
 
　それでも、やはり実力のあるチームは足元の悪さに関係なく質の高いパフォーマンスを魅せていたが、その最たる試合が［ＦＣアヴァンツァーレ福岡 対 次郎丸中学校］の開幕戦。
 
　事実上、このグループの｛１・２位決定戦｝と断言しても良いカードであるが、よりによって初日の初戦に組まれていたので、いきなり会場の熱気はピークに達して盛り上がった。
 
　特に盛り上がっていたのは、私を含むその他６チームの指導者達が集う大会本部。あまりにもハイレベルな試合を目の当たりにして、“上手い”・“強い”・“凄い”を皆で連呼していた。
 
　沼の中で、鮮やかにボールを動かしながら積極的にゴールを狙うＦＣアヴァンツァーレ福岡さん。あの状態で、普通にサッカーをしていたので本当に驚いた（感心するほど上手かった）。
 
　そして、スーパーエースを中心にバランスよく試合を展開していた次郎丸中学校さん。噂には聞いていたが、スーパーエース君は本当に凄かった（あのオーバーヘッドは痺れたな～）。
 
　どちらが勝ってもおかしくない一進一退の素晴らしい試合であったが、アディショナルタイムで勝ち越した次郎丸中学校さんが勝利（スーパーエースのスーパーゴールで決着）。
 
　開幕戦から、いきなり手に汗握る熱い名勝負を見せつけられた各チームのイレブン達。おかげで、その後の試合も大いに盛り上がったので、予選Ｌ初日としてはとても良かったと思う。
 
　当然、ファルベンイレブンも頑張っていたし、その奮闘ぶりも書きたいところであるが、すでにそこそこの長文になっているので短めに・・・・・（それほど開幕戦が面白かった）。
 
　連戦連敗を重ね、怪我人続出でメンバーが組めず、とても春へ向けて光が見えなかったファルベンイレブンであるが、昨日に続いて今日も“のんびり路線”の良さが出てしまった。
 
　リフレッシュを兼ねて、大幅にメンバー＆ポジション＆フォーメーションを変更。結果ではなく、課題に取り組む事を徹底。何より、ＴＲＭという位置付けでノープレッシャー。
 
　私も、初めて試みる事が多すぎて純粋に楽しむ事が出来た（攻撃重視の雨用サッカーも填まったし・・・・・）。また、ベンチも一丸となって試合を楽しんでいたので雰囲気も良かった。
 
　これが、公式戦を意識して、結果に拘って、絶対に負けられない試合で発揮できれば本物であるが、そこに辿り着くまでの道程は長そうなので、欲張らずに今後ものんびり進みたい。