乗り越えるか？通過するか？

　今日は、「寒風吹きすさぶ中で・・・・・」という文章から始まる予定であったが、天気良し（晴天）・気温良し（１２℃）・風良し（無風）という意外にも最高のサッカー日和となった。
 
　「雁レクでもこんな日があるんだな～」と妙に感心したが、万全の防寒対策で臨んだ為、コートを脱ぎ、ネックウォーマーを外し、手袋を外しと時間が経つにつれ身軽になっていった。
 
　対戦相手は、ファルベンの拠点東区の中体連チームである香椎第２中学校さん＆箱崎中学校さんと強豪クラブの春日イーグルスさんであったが、期待通り大いに勉強させて頂いた。
 
　ファルベンイレブンは、おそらく人生初であろうハードスケジュールを経験したが、肉体的にも精神的にもギリギリだったようで、最終戦ではダウンする選手が続出してしまった。
 
　ただでさえ怪我人が多くて困っているのに、これで明日（ＴＲＭ）・明後日（市長杯）はリタイア組が大量に出るだろう。しかし、大目標までの過程としては全く問題ないと考えている。
 
　まだ道の途中であるが、２年生は今が最も辛い時期。１年生は今が最も変わる時期。そして、その時期を第１期生～第１２期生までの先輩達は例外なく経験して全て乗り越えてきた。
 
　特に、１・２年生共にチームを率いるキャプテンは本当にきついと思う。しかしながら、やはりこれも全期のキャプテンが経験して乗り越えてきた（だからこそ私から尊敬されている）。
 
　ここを乗り越える事が出来れば、きっと春に大目標を達成するだろう。だが、ここを通過するだけであれば、きっと新人戦以上に厳しい現実へ直面するだろう（道は２つしかない）。
 
　どちらの道を選択するかは言うまでもないが、現時点で主役の２年生は極めて厳しい精神状態にあるので、“急がば回れ”という事で乗り越える為に敢えてのんびり路線を辿りたい。
 
　ＴＲＭと位置付けた『市長杯』も、本音は「あわよくば・・・・・」という考えがなかったわけではないが、ここで結果に拘ってしまえば確実に２年生は色んな意味で崩壊してしまう。
 
　という事で、やはり『市長杯』は完全にＴＲＭという位置付けで臨みたい。２年生には、やがて訪れるスパート時期の為に、少しでも早くそこを先頭で走れる状態に達してもらいたい。
 
　「あわよくば」などと邪な考えを抱いていた私に、はっきりと決断する敗戦を与えて下さった香椎第２中学校さん＆箱崎中学校さんに心から感謝したい（おかげで現在地を確認できた）。
 
　また、セカンドチームを鍛えて頂いた春日イーグルスＵ－１３さんにも同じく感謝したい。間違いなく現状が底。それでも全てに感謝。今後、たっぷりと這い上がる喜びを味わいたい。