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・ACファルベンU-15のお気楽なんちゃて監督による、日頃身の回りで起こる何気ない事を、なんとなく 文章にした他愛もないブログです。
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 一昨日、第12期生の中学サッカーが終了した。そして昨日、第13期生が主役となる新チームが本格的にスタートした(最も寂しい日と最も胸躍る日を味わう不思議な2日間であった)。
 
 昨日の新チームTRM第1弾を見る限り、第12期生は十分に先輩としての役割を果たしてくれていたようである(特に第13期生はバトンを受け取った意味を正しく理解していた)。
 
 第12期生との楽しい思い出はたくさんあるが、苦しく辛い日々も長かった。おそらく、真面目で優しい選手ばかりだったが故に、闘争心&競争心の芽生えが遅れた事が原因だろう。
 
 個の魅力的な素材はあった。導き方が正しければ、もっと爆発的に大きな成長を遂げるはずであった。第12期生ほど、「何故あの時に・・・・・・」と後悔する学年はない。
 
 最後の試合だけを見てもそれが分かる。実に第12期生らしい終わり方だったような気がする。強豪クラブを相手にとても頑張っていたが、「何かが足りない」という印象を受けた。
 
 それが先に挙げた部分であり、最後に胸を貸して頂いたヴィテス福岡さんを始め、勝ち上がるチームの選手達がもれなく持っているものである(最も大切なものと断言してよいだろう)。
 
 一昨日は、後半にその差が顕著に表れた。「精一杯頑張ろう!!」と健気に戦っていたファルベンイレブンに対し、「絶対に勝つ!!」という強い気持ちで戦っていたヴィテスイレブン。
 
 もちろん、精神面だけではなく、技術面・戦術面・体力面などの全てでヴィテス福岡さんの方が圧倒的に上であったが、それでも勝負の分かれ目は試合に臨む姿勢の差であったと思う。
 
 第12期生に限らず、どちらかと言えばファルベンイレブンは「自分の出来る事を精一杯やろう」という考えで試合に臨む選手が多いし、それが間違っているとは思わない。
 
 しかし、やはり勝利を手にするには「勝ちたい!!」という気持ちは絶対不可欠だろう。そして、第12期生の真面目な性格を勝利への執念に変えられるポイントは幾らでもあった。
 
 全ては私の責任である。ヴィテス福岡コーチ様の「うちは下手だから気持ちだけは・・・・・」と謙遜されて仰られた言葉が胸に深く突き刺さった。本来ならば、完全に私のセリフである。
 
 最後の試合を何度振り返っても、自分の導き方が間違った為に第12期生の[100%]を引き出せてやれなかったという反省と後悔しかない(選手は本当によく頑張ってくれた)。
 
 救いは、最後の対戦相手がヴィテス福岡さんであった事。理由は幾つかあるが、1つ目はファルベンイレブンの“足りないもの”が何であるかを実践の中で教えて下さった点。
 
 2つ目は、僅かではあるが春からの成長を感じる事が出来たという点。3つ目は、納得のいく敗戦にして下さった点。そして、監督様が本質の部分を高く評価して下さった点。
 
 他にも、細かく書き出せば幾らでもあるが、それほど学ぶべき部分がたくさんある素晴らしいチームであったし、本当に最後の対戦相手としてこの上ないチームであった。
 
 第12期生と共に歩んだ3年間の話を中心に書くつもりだったが、全く違う内容になった上に思い掛けず長文になってしまったので、また改めて昼過ぎにでも更新したい。
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プロフィール
HN:
ACF U-15 なんちゃって監督
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/30
職業:
サッカークラブインストラクター
趣味:
あらゆるジャンルのスポーツ鑑賞
自己紹介:
☆熊本県出身。
熊本市立白山小学校 → 熊本市立出水中学校 → 九州学院高等学校 → 九州産業大学商学部 → ACファルベン(1994~)
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